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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 eビジネスの鍵  −物流コストの吸収の方法ー

インターネットが使える高齢者が増えてくれば、チラシを配布することが不要とは言えないものの、チラシそのものは今とは意味合いが変わってくるかもしれません。 しかし、ほとんどの商品は、人手を使って配達しなければなりません。この部分のコスト合理化をどうするかが、ネット販売の鍵を握っています。

【商品の配達をどうするか】

インターネットで書籍を販売するアマゾン・ドットコムが、年間売上高が4,700億円ほどの規模になりながら、一向に利益が出ない主な原因に配送問題があるとされてきました。 ビジネスの課題は、つまるところが商品配送の物流にかかっています。 インターネットによる文房具販売をめざすアスクル(東京都江東区)は、地域によっては午前中に注文すればその日のうちに商品を届けるサービスを行っています。コスト的に大変だと思いますが、これが他社の参入を阻む障壁となっているようです。 居ながらにして瞬時に数多い商品を調べ、注文できるインターネットと、一軒一軒、商品を配達する宅配サービスの結びつきは、店舗販売に対抗し、これからのビジネス・モデルといえます。

インターネットを使った注文販売と宅配サービスの結びつきは、平成9年5月に開設した楽天市場(東京都目黒区)が有名ですが、平成12年6月、オイシックス(東京都品川区)が設立し、ウエブサイトで、野菜や果物をオンラインで売るビジネスが物流コストの吸収で一石を投じています。

【牛乳宅配店と提携】

オイシックスは、牛乳の宅配店を通じての有機野菜などの食品販売が事業を支えている実績があり、牛乳宅配店との提携によるネットワークの拡大に賭けました。単品での宅配ビジネスは今後生き残れない可能性もあり、消費者が食品の安全性を強く意識するようになったのが同社の狙いであったようです。

会社は、契約している特定の栽培農家から商品を仕入れます。宅配便の配送料がかかるので、けっこう割高となりますが、働く女性など買い物ができないという方には便利ですし、新鮮野菜を求める消費者の嗜好は強いという考えです。

オイシックスが牛乳宅配店ルートでの販売を本格化したのは、平成13年7月。牛乳宅配店と契約し、毎週50〜60品目が掲載されたオイシックスのチラシを、牛乳を配達する先に配布してもらい、注文を空き瓶と一緒に回収し、牛乳を配達するときに注文の商品を届けるという仕組みです。代金も牛乳代と一緒に回収してもらいます。

牛乳宅配店にすれば、単品商品の配達では効率が悪く、将来も生き残れるかどうか不安があります。オイシックスの商品を扱えば、収益を増やすことができるという思惑も働きます。全国には、牛乳宅配店は1万店程度存在していますから、販売網はこれからさらに拡大が期待されます。

ネット販売は30歳代を主なターゲットにしていますが、牛乳宅配店ルートは高齢者層が多いようです。高齢者が増える今後、雇用にも可能性を秘めたビジネスモデルですから、国もこうしたビジネスモデルを支援する可能性もありますし、注目していきたいと思います。 アメリカでは、ITバブルの崩壊とともに、大半のドットコム企業が消滅しました。ドットコム企業に代わって、ウォルマート・ストアーズなど店舗販売で力ある企業が、オンライン販売を併用して成功する例が目立っています。アマゾン・ドットコムも、玩具販売大手のトイザラスと提携して経営を安定化させています。
インターネットで商品の品定めをし、実際に買い物をするのは店に行ってするという消費者が増えています。

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