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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

◆ リスクの時代

リスク・マネジメントからクライシス・マネジメント

「危機の時代」、何が起こるかわからない時代です。企業が、想定できるあらゆる危機に備えるのが「リスク・マネジメント」です。リスクとは、本来、想定される潜在的な危機のことをいいます。そのリスクが、事件・事故として顕在化した場合に「クライシス・マネジメント」に移行します。 クライシス・マネジメントという点から考えてダイエーとイトーヨーカ堂は、きわめて対照的な存在です。
ダイエーは10年程前まで、イトーヨーカ堂を歯牙にもかけませんでした。しかし、イトーヨーカ堂が勝ち残り、多額の有利子負債を抱えたダイエーはまさに瀕死の状況にあります。

売上高より利益を重視

ダイエーは、売上金額と不動産で会社を大きくしていきました。担保主義の銀行は、利益を出しても金を貸してくれません。不動産を買えばそれを担保にして借入れができ、それで事業は拡大します。土地はインフレで値上がりします。今と違って、収益よりも売上高拡大を重視したのです。
一方、イトーヨーカ堂は、60年代、70年代には資金に余裕がありませんでした。それで自前の店舗を持たず、借り店舗で運営していました。不動産がないので、銀行からの借入れはできません。アメリカで、いち早くADR(アメリカ預託証書)を発行して、資金調達をしたのもこのためです。ADRは利益が出ていたから可能だったのです。逆にいえば、利益を出さなければ倒産するという危機感、緊張感が常にありました。
つまり、お金がない状況だったイトーヨーカ堂のほうが、たえずクライシスにさらされていたことになります。今や天地ほど極端な格差がついてしまった両者ですが、その源流は、絶えず緊張感をもって経営をしてきたかどうかにあったのかもしれません。

 


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