トップページ 会社概要 経営理念 業務内容 所員紹介 アクセスマップ セミナーご案内
月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

■定番商品はなぜ強い?

毎年さまざまな新商品が世に出る中で、長年、売上の上位に座り続ける定番商品があります。最も多いのが食品関連分野。たとえば日清食品の「カップヌードル」。1971年の発売以来販売数ではカップ麺市場でトップの座に君臨し続けています。今やカップヌードルは国内ばかりか、世界80余りの国で販売されています。そもそもカップ麺という市場はカップヌードルによって作られました。

実は定番商品と言われる商品は、こうした新市場の開拓によるものが多いのです。他にもケチャップ市場で5割を占める1908年誕生のカゴメの「トマトケチャップ」、38年の歴史を誇るレトルトカレーの元祖、大塚商品の「ボンカレー」、現在シェア70%でマヨネーズの市場を切り拓いた1925年生まれの「キューピーマヨネーズ」、卓上しょうゆの代名詞となった1927年生まれの「キッコーマンしょうゆ」など、いずれも新商品がそのまま新市場を生み、新市場の代名詞となっています。

食品以外でもセメダイン社の接着剤「セメダイン」、ソニーの「ウォークマン」、マックス社のステープラー「ホッチキス」、海岸の消波ブロックの「テトラポット」などなど、商品ブランドがそのままその市場のカテゴリーを表しているものは結構あります。

いったん消費者に「市場=商品名」のブランドイメージが定着してしまうと、後発者はよほどの新機能や広告でアピールしないと、追い越すことはできません。いかに優れた商品でも、先行する商品を超えるブランドに育てるには相当の時間とエネルギーが必要になります。もちろん、定番が定番であり続けるための努力は必要です。カップヌードルが支持を受けているのは、時代や地域にあったきめ細やかな味付けを施し、また常に印象に残るPRを続けているからです。

「伝統とは革新の連続である」とは500年近い歴史を誇る和菓子の虎屋の当主の言葉ですが、こうした定番商品の強さにも当てはまるようですね。


               次 へ    

Copyright (C) 2003 安蒜俊雄事務所 All Right Reserved.