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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

◆環境問題と鉄道産業

 世界的に鉄道、とりわけ高速鉄道に強い関心が向けられ、「鉄道新世紀」ともいっていい状況が今、生まれつつあります。
 米国では10路線もの高速鉄道計画が浮上しています。中でも最も先行しているのがカリフォルニア州。ロサンゼルス〜サンフランシスコ間の1,120qに専用軌道を新設し、最高時速350キロの列車を走らせる計画です。全線開通は2030年という長期計画ですが、400億ドルとも見積もられる資金の調達が政府助成などで目途が立ち、部分開業を視野に計画は動き出しています。
 背景にあるのは「グリーン・ニューディール」など環境重視政策です。鉄道は、人間や貨物を同じ距離で運ぶ場合、自動車の9分の1以下の二酸化炭素排出量で済みます。しかし、旅客輸送実績でみると、米国で鉄道のシェアはわずか0.3%。主要国の中では群を抜いて低く、自動車が7割以上を占めています。

 ブラジルではリオデジャネイロからサンパウロを経由し、カンピーナスへつづく三大経済敏を結ぶ高速鉄道計画が今、大きな話題となっています。総延長510qに専用軌道を建設し、最高速度300キロの列車で結ぶ計画です。
 1兆8,000億円という総工費に加え、ワールドカップやオリンピック開催に間に合わせようとしていることに国民が沸いています。
 1億9,400万人の国家で、三大都市間に効率的な大量輸送機関がないという状況は、経済の非効率性や環境問題を引き起こす結果になっています。ブラジルは石油、エタノールとともに輸出能力を持っていますが、このまま自動車社会、航空機社会が続けば、国産エネルギーは国内消費に回り、いずれ燃料の輸入国に後戻りする恐れがあるのです。ブラジルにとって高速鉄道の建設は新興国から先進国に脱皮するための必須条件です。

◆製作委員会方式でヒットの日本映画

 『おくりびと』『ハゲタカ』などがヒットし、元気のいい日本映画ですが、最近よく目にするのが製作委員会方式と呼ばれる製作システムによる映画づくりです。
 映画の製作にあたっては、多額の費用とリスクを必要とし、主導権を持つ幹事会社が複数の会社に対して出資を募り、リスクを分散します。一方で、利益が出た場合は出資比率に応じて分配します。
 製作委員会方式を採るのは、リスク回避だけではありません。一つの作品がヒットした場合、そのテレビ放映、劇場上映、海外展開、ネット配信、ビデオ・関連書籍の出版、キャラクター版権等が発生します。出資した企業は、この独占使用権を得られることになるのです。自社が持っているメディアをフル活用して、宣伝すると劇場公開時にはヒットすることになります。

◆隅田川をまたぐ永代橋

 江戸時代。1719年(享保4年)の洪水で一部が破損した江戸・永代橋の改修工事を、住民たちは幕府に願い出ますが、幕府は財政難を理由にこれを拒否、橋の廃止もやむなしと回答します。そこで住民の代表たちは、自分たちで修理をする代わりに、橋の権利を町人に譲渡してほしいと申し出て、幕府はそれを許可しました。

◎危険は永代橋の通行を禁止して渡し舟に切り替え、その渡し賃を橋の工事費に回す
◎橋が完成したら通行料を徴収し、それを工事費の返済に充当するが、通行料の徴収を継続するとともに、橋の維持管理は町人が負担する。

当時すでに、町人たちが公助に依存するだけでなく、受益者負担でインフラを維持管理しようとする互助・自助の思想が確立されていたことが分かります。

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