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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

〜 健康格差社会の到来 〜

 今年1月にテレビ放送されたNHKスペシャル「無縁社会〜無縁死3万2千人の衝撃」は、多くの視聴者に衝撃を与え、反響が大きかったといわれています。

<社会的動物>

 

 ところで、社会的な関係、人間関係について、夫婦関係から親族・友人などによる社会的サポート・ネットワーク、職場など、いろいろな環境が健康に影響することがわかってきました。
  人間というのは「社会的動物」です。社会的な関係を断ち切られると、単に社会関係が乏しくなるだけにとどまらず、死にやすくなり、寿命が縮むのです。これは人種や文化を越えて、世界中で観察されている事実です。

<健康格差と貧富の差>

 

 所得や学歴、職業階層でみた社会階層が低い人ほど、これらの生活習慣・健康行動において、健康に好ましくないものが多い傾向があることがわかってきました。
 日本では、2000年以降、医療を受けたときの自己負担額が引き上げられました。その結果もたらされるのが受診抑制です。
ただし、医療にかかるときの自己負担をゼロにしても、これらの健康格差はなくなりません。そのことは、受診時、原則無料のイギリスにおいても、健康格差が拡大してきたことからわかることです。
  アメリカなど貧富の差が大きい国ほど寿命が短く、北欧のような貧富の差が小さい国や社会ほど人々の健康水準がよいのです。これは貧困などの絶対的所得水準だけでなく、他の人と比べた相対的な所得水準も人々の健康に影響を及ぼすのではないかという仮設が成り立ちます。

<今日の勝ち組、明日の負け組>

 

 多くの国民は、「経済成長のために多少の格差は必要だ」と聞かされ、いわば必要悪として受け入れられてきたのが格差問題です。
 ところが、健康か経済成長かといわれれば迷うことになります。健康は、幸福の基盤だと誰しも感じているからです。格差が拡大すると被害を受けているのは、いわゆる「負け組」だけではありません。
 受験戦争を勝ち抜いた人や、経済的にみて相対的に「勝ち組」にみえる中所得者層や公務員、一握りの高所得者など、格差社会における「勝ち組」をも不幸にします。
競争が激しい社会では、勝負や競争、ゲームを繰り返してさせられます。そこでは「今日の勝ち組が明日も勝ち組」という保障はありません。特に、得られるものの差が大きい格差社会になればなるほど、明日も「勝ち組」であり続けるためには大きな努力が必要となります。
  それは、困難やストレスフルな状態にさらされたとき、しぶとく逞しく「生き抜く力」を持たなければならないという覚悟が必要だということなのです。

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