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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

◆論語の世界のリーダーシップ

今から約2500年前の中国に生きた思想家、孔子。その言行録である『論語』は、儒教の教典の一つとしてのみならず、日本においては、政治や経済界のリーダーたちに、行動の指針として読み継がれてきています。
渋沢栄一氏の名著『論語と算盤』の現代語訳本(筑摩書房)が、先ごろ発行されたこともあり、ちょっとした『論語』ブームが、今起きています。“答えのない”現代社会にあって、東洋思想の原点ともいえる『論語』に、多くのビジネスパーソンたちが行動の規範を求めていることは明らかです。
『論語』は、簡潔にして真実を突く言葉だからこそ、現代にも通じる汎用性があるのだと思われます。
今、政治の世界ではリーダーシップが取りざたされていますが、『論語』の世界では、はたしてどうでしょうか?

※「修己治人」

『論語』が目指したのは、一言でいえば、「修己治人」の学でした。修己とは、自分を磨くことがあって、特に徳性を高めることが要請されました。
治人とは、政治の場に立って人々を教え導き、社会のために力を尽くすことです。つまり、リーダーとして、世のため、人のために尽くそうとするなら、まず自分を磨けというのが、修己治人の教えにほかなりません。修己の努力を積み重ねていったその先に、目標としてあるのが「君子」です。君子とは、いわば期待される人間像です。

君子は、煎じ詰めると、能力と徳、この二つに絞られていきます。まず能力ですが、社会人として与えられた場で与えられた責任を果たしていくためには、これを磨く必要があります。
ただし、能力は、必要条件ではあっても十分条件ではありません。能力と同時に、いやそれ以上に望まれるのが、人格面を陶冶して徳を身に付けることです。

能力と徳、この二つを並べた場合、徳の占める比重が圧倒的に重いものとなります。なぜなら、徳のあるなしが、その人の信頼性に大きく関わってくるからです。徳の中では、「礼」と「義」の二つを紹介します。「礼」とは、社会生活の規範です。「義」とは、人間として当然守らないといけない正しい道を指しています。いわば行動の規範と言ってよいのかもしれません。

※「利を見ては義を思う」

『論語』では、「義」は「利」と対応して出てくることが多いのですが、孔子の言葉を引くと「利を見ては義を思う」(憲問篇)があります。
利益を追求する時は、常に義、すなわち人としての正しい道を踏み外さないようにしてほしいのだとしています。義を踏み外すようなことをすれば、いっぺんに信用をなくし、何をするにしても、うまくいくはずはありません。

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