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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

〜 メンタルヘルス 〜        前頁のつづき

◆仕事や職業生活に強い不安や悩み

 メンタルヘルスは企業への直接的な影響が大きく、ここが糖尿病などの生活習慣病と違う点です。
 企業の生産性が低下するのです。まず会社を休む時間が増えてしまいます。うつ病による障害日数(欠勤日数)は非うつ病の人の4倍、といった報告もあるくらいです。
 また、不眠症や寝不足による経済的損失は年間約3兆円を優に超える試算もあります。
  眠気による作業効率の低下や、交通事故の危険性が高まるため、企業にとっては大きな損失となるのです。

◆仕事没頭型人間

 現代の環境では、目標達成した人たちは、すべてメンタルヘルス問題予備軍と考えてよいでしょう。燃え尽き症候群は、「仕事没頭型人間が、課せられた仕事に誠心誠意打ち込み、目標を達成した途端、目標を失うとともに力が尽きてしまうこと」と定義されます。
 
「会社人間」が、燃え尽きの典型的なパターンです。会社で上り詰めることが目標なので、それがある程度できた瞬間、あるいはできないとわかった瞬間が危険です。

◆価値観の多様化についていけない企業

 景気が悪くなる前は3年間で3割の新入社員が辞めると言われました。問題は日本の会社に人事や採用のスペシャリストが少ないことに起因していると思われます。
 
すなわち、人を判断するのに一番必要なものは多くの経験ですが、1社のみに「就社」している人は、価値観の多様化に一番ついていっていない可能性さえあります。今は不況の真っただ中で、比較しにくいところがありますが、若い人の価値観が多様化していることに企業が対応しきれていない以上、どのような採用方式をとったとしても、適応障害の発生や離職は避けにくいのです。

◆2種類の社員像

 うつ病がクローズアップされている大きな原因は仕事に対する意識が変わってきていることです。簡単に言えば、出世よりも満足を求める人が増えてきているのです。「会社人間」はいなくなり、社員は2種類の社員像に分化してきていると考えたほうがいいでしょう。1つは安定を求めるタイプで、もうひとつは、自らの価値観を大事にする社員です。

◆コーチング

 従来の管理職の多くは文字通り部下を管理する、あるいは服従させるといった上下序列的なマネジメントを行ってきました。しかし、今後は管理するという意識だけでなく、部下との信頼関係を築くことに重きを置く、また服従させる意識よりもコーチングの質問手法などを上手に使い、部下の自立心を促す、自己現実を支援するといったコーチングマネジメントに移行する必要があります。

◆インフォーマルネットワークの形成

 不適合の症状を起こしている人が、会社の愚痴や状況を打ち明け、共有できる社内の友人ができたとたんに、回復に向かうといったことも経験されます。これは、社内の友人のほうがいいのです、社外の友人の場合には、複雑な状況を説明するだけで逆に疲れてしまう場合もあるからです。
  何かあったらすぐ先輩に聞くというインフォーマルネットワークの形成が重要となる可能性があります。

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