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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

◆繁盛店への道                                                     

 現在、個人商店は儲かっている店が1割で、残る9割は利益が出ず苦戦中です。
自然食品小売・A店の事例を挙げ、このことについて考えてみましょう。

〈A店の概況〉

 東京都内の住宅街にある廃業した精肉店を借り、資本金400万円で開業。現在、4期目。開業当初は雑誌掲載などにより客足は好調でしたが、現在は一段落し売上は低迷している。自作チラシを配ったり、ブログやツイッター等も積極的に活用しているが効果が出ない。手元資金が減少していることからS区の融資を申し込むつもりでいる。

〈A店の課題〉

資金繰り:現金がないと精神的に焦る。即効性のある売上回復の方法を考えがちになる。
促進計画:パブリシティや大手企業のフリーペーパーの広告に頼ろうとし、自分の店の力不足に気付かない。
顧客管理:一部のお客様と雑談はするものの、核心的な個人情報を入手するに至っていない。
人脈形成:前職での人間関係の豊富さはあるものの、現在の購買客層(40〜60歳代女性)との接点が乏しい。町内会等の地域活動には積極的に参加していない。

 A店に限らず、街の商店街に位置するお店によくある問題です。急がば回れで解決には、
(1)事業計画(経営計画とも考えます)を策定します。計画の内容は、資金計画・人事計画・商店計画・販促計画・リスク計画、と多項目にわたります。
(2)店主の人生計画を考え、その上で事業計画を考えていきます。
(3)期限を切って計画を考えます。

なお、事業計画等について学ぶには商工会、市区町村主催の講習会をお勧めします。

◆会社が潰れるのは?

 企業再生を手掛けているM氏は仕事にあたり、P・Fドラッカーの次の言葉を念頭に置きます。
ドラッカーは、「会社が潰れる」には次の4つの事項があると述べています。
@目的を明確にせず、目標も決めていない。
A行動の優先順位をつけていない。
Bもう失敗だと思っても「一度決めたことだから」「これまでやってきたから」という理由だけで続けている。
C客観的な判断や実証実験をせずに、自分の思い込みだけで決断する。

 M氏は「会社を潰さない方法は?」という質問に対し、上記4つのことを逆にして実行すれば良いのだ、と考えます。
 
そして、M氏は失敗する企業には、銀行に言われて経営計画は作成しているものの、計画を達成する過程とは、軌道修正の仕組みがないと指摘します。

◆接客の心構え

 企業研修で講師を務めるA氏は、接客の心構えを自身の体験を踏まえて話します。
 料亭の息子として生まれたA氏。幼少時は30人程の芸者衆が出入りしていたそうです。もちろん座敷には上がれませんが、不機嫌なお客でも帰る頃には笑顔にしてしまう接客術に、何故そんなことができるのか不思議だったそうです。
 今になって思い当たるのは、芸者の多くは色々な苦労を背負っており、座敷でお客をもてなし楽しませることは、生きることだったのではないかと。
 A氏は研修生に「お客様の前では日常を切る(非日常性の具現化)こと」を強調します。どんなに辛いことや体調のすぐれない時も、生きるため、幸せを掴むために腹を据えておくと、質の高い接客ができると諭します。

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