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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 

 ◆心のバリア(障害)を除く                                      

 「苦境を何とか脱することができないか」と考えている事業者をよく見かけます。このことをK社の事例で考えてみましょう。

〈事例〉
 都心近郊のごくありふれた自動車整備工場・K社。業歴50年、従業者は父親、長男、長男の妻の3人。

K社は売上の大半が地元法人企業であったため、売上はピーク時の3分の1に減少。銀行には“自宅を売っても仕方がない”ところまで追いつめられていた。

そこまでいっても打開策が見つからず、親戚の中小企業経営者に相談。アドバイスはたった一つの“顧客の対象層を変えなさい”だけ。3人とも「…?」。

職人気質の父親と長男はため息をつくだけでしたが、奥さん(長男の妻)は“ともかく前に進むしかない”と自己流の営業を始めたのです。
ここが奥さんの賢明さですが、友人・知人の頼まれ事を一つ一つ解決するものの、車の話は一切しない。そうこうしていると皆の口コミでK社に顧客が訪れるようになりました。

奥さんの頑張りに刺激され、長男も来店の顧客に“他社の見積書をご持参ください。うちはもっと安く、スピーディーに処理します。”と積極的な応対。
他社の見積書はK社に参考になったものの、では、安さ、スピードはどう実現させるのか?
父親と長男はこのことを何度も熱心に討論し、リサイクルパーツ(中古・再生品等)を使用することで解決を見出した。

事業が軌道に乗るまで、3年間。
“どうせムダだよ”とか“そんなことできないんじゃないか”といった心のバリア(障害)が、苦境を越えられない原因だと思います。

◆「モノ」より「コト」

 2012年5月22日、世界一の高層建築物である“東京スカイツリー”がオープンしました。それから1年半も経つのに連日、観光客で賑わっています。
 世界一高い建築物ということで、つまり一番高い「モノ」としてスカイツリーは価値がある、だから見に行くんだ、ということでしょうか?
 振り返りますと、以前に“東京タワー”が建てられオープンした時も同じ現象が起きました。
 冷静に考えると、「モノ」は手段であって、一番高いスカイツリーに恋人と昇った「コト」、家族と記念に来た「コト」に価値があった(つまり、目的はコトである)のです。
 これは経営についても当てはまると言えます。
 
売上が下がり出すとモノに気が取られがちです。しかし、大切なのは他社では得られない「コト」を売るように考えてはどうでしょうか。

◆買いたくなる「伝え方」

 お店で売りたいワイン「エモーション・ド・テロワール」(3,800円)があるとしたら顧客にどのように伝えますか?

〈情報その1〉このワインはジュヴェレ・シンベルダン、ヴォーヌ・ロマネ、ジャンポール・ミュジェ、マネサルの4種類のブドウを使用しています。
ワインに詳しい人の中で買ってくれる人がいるかもしれませんね。

〈情報その2〉今、フランスワイン界で天才と呼ばれている醸造家、それはヴァンサン・ジラルダンさん。有名なワイン評価家のロバート・パーカー・ジュニアは「彼のワインを見たら走って買いに行け」と言っていますが、それがこのワインです。
買いたくなってきませんか?このように情報の「伝え方」は大切なことです。

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