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月刊 花みずき

〈「ABL(動産・売掛金担保融資)」をご存知ですか?〉
 
 ・〈ノーベル賞とイグノーベル賞〉

 ・〈使い切りデジタルカメラ〉
 



月刊 経営一番

〜社会システム破綻は避けられるか〜


・介護現場にも高齢者の労働力



編集後記
 「相続税増税への対応は落ち着いて」



業績31の原理

 

  〈「ABL(動産・売掛金担保融資)」をご存知ですか?〉 

 「ウチの会社には担保にできる不動産がない…」とお悩みの企業の皆様、ABLをご存じでしょうか?「在庫」や「売掛金」も「不動産」と並ぶ重要な資産です。「在庫」や「売掛金」等を担保とするABLを検討してみませんか。
 「ABL(動産・売掛金担保融資)」とは、在庫や売掛金等を活用する資金調達の方法です。ABLを活用すれば、担保にできる不動産がない企業に、在庫や売掛金等を担保とした新たな資金調達の道が開かれます。金融庁においても、近時、積極的にその活用が推進されており、金融機関がABLに取り組む場合どのような担保管理を行えばよいか等が明確にされてきています。金融庁発表資料を参考にその制度をご紹介します。

1.ABLの仕組み
 土地や建物ではなく、在庫や売掛金等に担保権を設定することにより、金融機関から融資を受けることになります。一方で、借手企業は、在庫や売掛金等の状況を金融機関に定期的に報告する必要があります。

2.ABLの積極的活用について
 金融庁では、ABLの積極的な活用を推進することにより、中小企業等が経営改善・事業再生等を図るための資金や、新たなビジネスに挑戦するための資金の確保につながるよう、金融検査マニュアルの運用の明確化を行いました。

3.「動産担保」及び「債権担保」が「一般担保」として取り扱われるための条件(金融検査マニュアルに関するよくあるご質問(FAQ)より抜粋)
 (1)動産担保が一般担保として取り扱われるためには、
  @ 対抗要件が適切に具備されていること
  法人債務者については、原則として、「動産譲渡登記」を行っていることが想定されています。
  A 数量及び品質等が継続的にモニタリングされていること
    動産の性質等に応じ、様々な態様があると考えられますが、以下のような場合が例示されています。
   A 在庫品を担保とする場合
    a 在庫品については、数量や品質等が変動することなどから、
      債務者から提供された資料等に基づき、原則として、
      以下の全ての事項を継続的にモニタリングしていること。
     ・在庫品の保管場所
     ・品目別の仕入数量及び金額
     ・品目別の売上数量及び金額
     ・品目別の在庫数量及び金額
    b モニタリングに当っては、定期的に在庫品の数量及び品質等を実地に確認していること。
   B 機械設備を担保とする場合
    a 機械設備については、担保価値が使用状況等に大きく依存するものと考えられることなどから、
      債務者からの提出された資料等に基づき、原則として、
      以下の全ての事項を継続的にモニタリングしていること。
     ・機械設備の設置及び保管場所
     ・機械設備の作業予定
     ・機械設備の作業実績
    b モニタリングに当っては、定期的に機械設備の数量及び品質等を実地に確認していること。
  B 客観性・合理性のある評価方法による評価が可能であり、実際にもかかる評価を取得していること
    売却予定先との間であらかじめ売買予約契約が締結されていること、
    専門業者等への売却が一般的に行われていること等が想定されています。
  C 当該動産につき適切な換価手段が確保されていること
    売却予定先との間であらかじめ売買予約契約が締結されていること、
    専門業者等への売却が一般的に行われていること等が想定されています。
  D 担保権実行時の当該動産の適切な確保のための手続きが確立していること
 を含め、動産の性質に応じ、適切な管理及び評価の客観性・合理性が確保され、換価が確実であると客観的・合理的に見込まれることが必要です。

 (2)債権担保(売掛金担保)が一般担保として取り扱われるためには、
  @ 対抗要件が適切に具備されていること
    確定日付のある証書による通知又は承諾、債権譲渡登記(法人債務者の場合)に加えて、
    登記事項証明書の交付を伴う通知又は承諾が想定されています。
  A 第三債務者(目的債権の債務者)について、信用力を判断する情報を随時入手できること
  B 第三債務者の財務状況が継続的にモニタリングされていること
  C 貸倒率を合理的に算定できること
    等、適切な債権管理が確保され、回収(第三者への譲渡による換価を含む)が確実であると客観的・合理的に見込まれることが必要です。

  〈ノーベル賞とイグノーベル賞〉 

(ノーベル賞)
 ノーベル賞は、スウェーデンの化学者であるアルフレッド・ノーベルの遺言によって、1901年に始まりました。毎年、ノーベルの命日である12月10日に授賞式が行われます。
 ノーベル賞は、物理学・化学・医学生理学・文学・平和・経済学の6部門で、顕著な功績をあげた人に贈られます。このうち経済学賞は、1969年にスウェーデン銀行が設立したもので、ノーベル基金から賞金が出ているものではありませんが、一般にはノーベル賞とされています。共同研究や複数人による業績と認められる場合は、一度に3人まで同時受賞が認められていますが、文学賞の定数だけは一度に1人となっています。また平和賞だけは団体の受賞が認められています。
(アルフレッド・ノーベル)
 アルフレッド・ノーベルは、ダイナマイトの発明で知られており、巨額の富を得るようになりました。
 ノーベルは、非常に不安定で強烈な爆発力を持つニトログリセリンの危険性を減らす方法を模索していたところ、珪藻土とニトログリセリンの混合物にすることが、爆発力を損なうことなく、有効な手段であることを見つけ出しました。そしてこの火薬を、ギリシャ語で「力」を意味するダイナマイトと名付けました。
(世界の受賞者)
 1901年から2012年までの112年間に、863人がノーベル賞を受賞しました。受賞者が最も多い国はアメリカで、326人を輩出しています。2位イギリスの108人と比べてアメリカは3倍以上と、受賞者の多さが際立っています。
 分野別にみると、医学生理学賞が201人と最も多く、物理学賞の194人、化学賞の163人と続きます。反対に経済学賞は、他のノーベル賞よりも60年以上後に始まっていますので最も少なく、受賞者は71人しかいません。また文学賞も受賞者は毎年1人とされていますので109人しかいません。
(日本人の受賞者)
 日本人で最初にノーベル賞を受賞した人は、物理学者の湯川秀樹氏です。物質を小さく分けていくと原子になり、原子はさらに電子と原子核に分けられます。原子核はさらに陽子と中性子に分けられるのですが、陽子と中性子が「中間子」と呼ばれるとても小さな粒子をキャッチボールすることでバラバラにならないことを、湯川氏は理論的に予言したことでノーベル賞を受賞しました。
 その後、2012年に受賞した山中伸弥氏まで、日本人のノーベル賞受賞者は総勢18人にのぼります。これは世界では第8位になります。6部門のうち最も受賞が多いのは化学賞で、7名が受賞しています。逆に、昨年までに経済学賞を受賞した日本人はいません。
(イグノーベル賞)
 ノーベル賞のパロディとして、「人々を笑わせ、そして考えさせる」研究に対して贈られるのがイグノーベル賞です。アメリカの科学ユーモア雑誌の編集者が1991年に創設し、運営されています。イグノーベル賞は、毎年世界中の5,000以上の研究や業績の中から選考され、9月から10月に授与されます。
 日本人は、1992年に初めて「足の匂いの原因となる化学物質の特定」という研究で、資生堂の研究員が受賞しました。その後も「たまごっち」や「バウリンガル」、「カラオケ」の開発など、数多くのイグノーベル賞を受賞しています。最近では、ハウス食品らの研究グループが、「タマネギの催涙因子生成酵素」を発見したことで2013年に受賞しています。


  〈使い切りデジタルカメラ〉 

 1980年代に普及したレンズ付きフィルムは、デジタルカメラの出現や携帯電話に搭載されるカメラ撮影機能の高性能化により、今ではほとんどみられなくなりました。しかし最近では、使いきりタイプのデジタルカメラが登場するようになりました。
 使い切りタイプのデジタルカメラは、撮影した画像データは本体から取り出すことはできません。撮影が終わったカメラをショップに持ち込むことで、画像データをCDで受け取ることができます。
 使い切りとはいえデジタルカメラなので、撮影した画像を液晶画面で確認することや、撮り直しをすることもでき、価格も2,000円以下と低価格であることもウケているようです。携帯電話から回収した液晶ディスプレイを使用したり、撮影済みの本体はデータの消去などをしてリユース(再利用)したりと、省資源を目指した環境にやさしい製品といえるでしょう。

               

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