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月刊 花みずき

〈人口ボーナスで経済成長を見る〉
 
〈死後離婚〉

〈労働時間の適正な把握〉




月刊 経営一番

〜欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」〜







編集後記
〜心の持ち方“ピンチがチャンス”〜



業績31の原理

 

  〈人口ボーナスで経済成長を見る〉 

 各国の潜在成長率(GDPを生み出すのに必要な供給能力の指標)を見る場合、もっとも根拠があるのは“人口ボーナス期”にあるか否かです。
 人口ボーナス期とは、総人口に占める生産年齢(15歳以上65歳未満)人口比率の上昇が続く、もしくは絶対的に多い時期、若年人口(15歳未満)と老齢人口(65歳以上)の総数いわゆる従属人口の比率の低下が続く、もしくは絶対的に少ない時期を指します。
 メキシコ、ブラジル、チリ、コロンビアでは、2030年は人口ボーナス期により潜在成長率が高く、日本、ドイツ、イタリア等は2000年までに終了。一方、終了国の豪州や米国が高いのは移民が多く、生産年齢人口を増加させているからです。


 

  〈死後離婚〉 

 最近、「死後離婚」といわれる手続きをする人が増えています。実際には、配偶者が亡くなったあとで離婚することはできません。夫婦間の婚姻関係は、どちらか一方が亡くなると終了すると民法に定められているからです。しかし、配偶者が亡くなっても、その配偶者の親族との関係(姻族関係といいます)は継続されます。
 もし配偶者の両親が存命だった場合、配偶者の兄弟や親族からその両親の世話をすることを押し付けれられることがあります。また姻族関係が継続していると、同じ墓に入ることになります。こういったことに煩わしさを感じている人が、死後離婚と言われる「姻族関係終了」の届け出をして、親族との関係を解消しているようです。
 姻族関係終了の手続きは、亡くなった配偶者の承諾を必要としません。もちろん、親族の同意も必要ありません。逆に亡くなった配偶者の親族が、姻族関係終了の届け出をすることはできません。
 結婚前の旧姓に戻りたいときは、復氏届を提出することで戻すことができます。復氏届を提出すると亡くなった配偶者の戸籍から抜けて結婚前の戸籍に戻りますが、結婚前の戸籍に戻りたくない場合は分籍届を提出して新しい戸籍を作る手続きを行います。
 配偶者が亡くなったことで受け取っている遺族年金は、姻族関係終了届を提出した後も受給権は消滅しませんので、継続して受け取ることができます。
 注意点は、姻族関係終了届を提出しても親族関係を解消できるのは本人だけだということです。もし亡くなった配偶者との間に子供がいる場合、姻族関係は自分の意志で終了させることができますが、血族関係を終了させる方法はありませんので、その子供と親族との関係は解消されないことになります。


 

  〈労働時間の適正な把握〉 

 労働時間の適正は把握が行われないことにより、割増賃金の未払いや過重な長時間労働等の問題が生じることがあります。
 「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(厚生労働省)より、留意点を要約しご案内します。
1.原則的な確認・記録の方法
 使用者は、労働時間を適正に把握するため、原則として次のいずれかの方法により労働者の労働日ごとの始業・終業時刻を確認し、適正に記録することとされています。
 @使用者が、自ら現認することにより確認し、適正に記録。
 Aタイムカード、ICカード、パソコンの使用時間の記録等の客観的な記録を基礎として確認し、適正に記録。
2.自己申告制による方法
 前記1の方法によることなく、自己申告制により行わざるを得ない場合、使用者は次の措置を講ずべきとされます。
 @自己申告制の対象となる労働者に対して、労働時間の実態を正しく記録し、適正に自己申告を行うことなどについて十分な説明を行う。
 A労働時間を管理する者に、自己申告制の適正な運用等の十分な説明を行う。
 B実際の労働時間と合致しているか否かについて、必要に応じて実態調査を実施し、所要の労働時間の補正をする。
 C自己申告した時間を超えて事業場内にいる理由を報告させる場合は、報告が適正に行われているかを確認する。
 D時間外労働の上限設定など労働時間の適正な申告を阻害する措置を講じない。また、時間外労働削減の社内通達や残業代定額払等の措置が、労働時間の適正な申告を阻害する要因となっている場合は改善措置を講ずる。さらに、36協定による延長時間を超えているにもかかわらず、記録上守っているようすることが慣習的に行われていないかを確認する。


               

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