トップページ 会社概要 経営理念 業務内容 所員紹介 アクセスマップ セミナーご案内
月刊 花みずき

〈箱根駅伝〉
 
〈労務トラブル事例を学ぶ〉

〈日本が100人の村だったら〉

〈収入印紙の消印の方法〉


月刊 経営一番

〜「世間の学校」で読む力、問う力を付けましょう〜






編集後記
〜家賃16倍 浅草仲見世ピンチ〜



業績31の原理

 

  〈箱根駅伝〉 

 正月の風物詩ともいえる「箱根駅伝」ですが、あと数年で100回目を迎える歴史の長い大会になっています。
(駅伝の歴史)
 世界で最初に駅伝が始まったのは1917年の日本で、首都が東京に移って半世紀が経過したことの慶祝行事の一環として、当時の読売新聞社会部長が発案したレースでした。このレースは、明治天皇が京都から東京へ向かった道のりをたどるもので、京都の三条大橋から東京・上野にある不忍池まで23区516q、昼夜を通して3日間走るものでした。三条大橋と不忍池には、「駅伝の歴史ここに始まる」と書かれた石碑が建てられたそうです。
「駅伝」の名称は、街道の宿駅ごとに駅馬が用意されていて、その馬を乗り継いで朝廷や幕府の伝令を地方に伝える伝馬制が由来とされています。
(箱根駅伝の創設)
 箱根駅伝は、日本人初のオリンピック選手である金栗四三氏とアントワープオリンピック十種競技代表の野口源三郎氏、明治大学の沢田英一氏によって創設されました。
 オリンピックに3度出場し、後に「日本マラソン界の父」と呼ばれるようになった金栗氏ですが、初めて出場したストックホルムオリンピックでは、猛暑と硬い路面に苦戦し、途中棄権という結果に終わりました。そこで金栗氏は、世界で戦える日本の長距離ランナーを数多く育てたいと考え、野口氏や沢田氏と共に報知新聞社を説得し、資金調達を試みました。
 当初検討されたコースは、サンフランシスコをスタートしてアリゾナ砂漠やロッキー山脈などを越えてニューヨークにゴールするというアメリカ大陸横断駅伝でした。しかしこの構想は立ち消えとなり、最終的には東京・箱根間を往復するルートに決まりました。
 世界で最初に駅伝が始まってから3年後の1920年2月14日に、第1回の箱根駅伝が、早稲田大学・慶応大学・明治大学・東京高等師範学校(現在の筑波大学)の4校の参加によりスタートしました。
(ラジオ・テレビ中継)
 NHKは1953年の第29回大会から、箱根駅伝のラジオ放送を開始しました。最初は午後1時から午後3時の放送で、往路のゴールを中継しましたが、放送時間内にゴールできない大学もあったようです。その後放送時間を徐々に伸ばし、第70回大会にはスタートからゴールまで中継するスタイルになりました。
 テレビ中継は、テレビ東京が第55回大会で復路のゴール中継に限定して放送したのが最初です。これは、箱根山中では電波障害箇所があり映像を送ることが技術的に困難だったためです。第63回大会からは、テレビ東京に代わって日本テレビが中継を開始しました。箱根山中に複数の受信基地を設置したりヘリコプターを飛ばしたりして電波障害が起こる山中をカバーし、第65回大会には全区間完全中継を実現させました。
(箱根駅伝の宣伝効果)
 箱根駅伝は毎年正月に開催されますが、ちょうど大学受験シーズンのピークに重なります。この時期に2日間続けてテレビやラジオ中継で大学名が連呼されるので、大学にとって箱根駅伝は宣伝効果が高い大会といえます。実際に箱根駅伝で初優勝した大学が、その年の志願者数を大きく伸ばしたという実績もあります。
 大手スポーツメーカーも、箱根駅伝の宣伝効果には注目をしていて、出場校とスポンサー契約をしているメーカーもあります。また、平成になってから箱根駅伝に力を入れるようになった新興校のユニフォームには、漢字で学校名を記載するなど、箱根駅伝の高い宣伝効果が大学側にも注目されているようです。


 

  〈労務トラブル事例を学ぶ〉 

 近年、労務トラブルが増加傾向にありますが、特に労働時間に関するトラブルが目立ちます。
 「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」を厚生労働省が示していますが、仕事の現場に適用するとなかなか複雑で難しいものです。実際に生じた事例で皆様も下記の仮眠時間をめぐる問題を考えて下さい。
(設問)事例を読んで、次の4人の発言のうち誤っているものを全て選びなさい。
 事例:Xは、ビル管理会社Y社の従業員であり、ビル内の設備点検や巡回監視等の業務に従事している。
    Xは、毎月数回、午前9時から翌朝同時刻までの24時間勤務に従事し、その間、連続8時間の「仮眠時間」が与えられている。その仮眠時間中は仮眠室についてはビルからの外出や飲酒は禁止されており、仮眠室において、電話の応対、警報への対応等が義務付けられていたが、そうした事態が生じない限り、睡眠をとってよいこととされていた…(以下、Y社とXとの主張は省略します)。
 (A)仮眠時間は寝ている時間だから、労働時間に当たることはない。
 (B)仮眠時間帯に実作業に従事した分だけは、労働時間になると思う。
 (C)いや、仮眠時間帯にも電話や警報の対応が義務付けられているから、実作業に従事しなくても、仮眠時間全体が労働時間とみなされる。
 (D)そうだね。でも、仮眠時間は、所定労働時間とは労働の密度が違うから、通常の賃金とは異なる賃金を設定することも許される。
 ※当時例の設問は「ワークルール検定」より、正解は(A)、(B)
 将棋では、王を他の駒が囲み守りますが、労務の勉強で会社を守りたいものです。


 

  〈日本が100人の村だったら〉 

 「世界を100人の村として見ていたら」いう本があったと記憶しています。
 さて、日本を100人の村と置き換えた場合、働いている人は46人。うち主に仕事をしている人は38人で、家事のほか仕事している人が6人。通学の傍ら働いている人が1人いて、休業者が1人います。
 よって、働いていない人は54人です。うち、15歳以下が14人。家事をやっている人が12人で、通学している人が5人。完全失業者が2人います。あと高齢者を中心にその他で働いていない人が15人。
 それに、労働力状態が不明の人が6人います。
 日本を100人の村とすると、あらためて人口の問題や労働力の状態がわかります。
 100人のうち働いている人が46人で雇用と7割が中小企業であることを考えますと、中小企業が他の54人の生活を支える重要な役割を担っていることがわかります。


 

  〈収入印紙の消印の方法〉 

 印紙税の対象となる文書を作成したものは、原則として、課税文書に課されるべき印紙税相当額の収入印紙を貼り付ける方法により印紙税を納付します。
 この場合には、自己またはその代理人、使用人等の印章や署名で、その課税文書と印紙の彩紋とにかけて、判明に印紙を消す必要があります。必ずしも当事者の双方の消印が必要なわけではありません。
 なお、単に「印」と表示したり斜線を引いたりしてもそれは印章や署名には当たらず、印紙を消したことにはなりません。
 また、通常の方法では消印を消し去ることができないことが必要です。鉛筆のように簡単に消し去ることができるもので署名した場合は印紙を消したことにはなりません。


               

Copyright (C) 2003 安蒜俊雄事務所 All Right Reserved.