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月刊 花みずき

〈エコチル調査〉
 
〈お金を稼ぐには〉

〈ゼブラ企業〉



月刊 経営一番

安蒜会計通信~経営一番U~VOL.019








業績31の原理

 

  ♦エコチル調査 


【エコチル調査とは】
 環境省では、2011年より「子どもの健康と環境に関する全国調査」を実施しています。この調査のことを「エコロジー」と「チルドレン」を組み合わせて「エコチル調査」と呼びます。
 エコチル調査は、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときから13歳になるまで定期的に健康状態を確認することで、環境要因が子どもの成長・発達に与える影響を明らかにし、子どもたちが健やかに成長でき、安心して子育てができる環境を実現するために実施されています。
 近年、人々を取り巻く環境は大きく変化し、環境汚染が人々の健康に悪影響を及ぼしている可能性が懸念されています。特に子どもたちの間では、ぜんそくやアトピー性皮膚炎など、生活環境の中にある物質が原因とされる疫病が増加し、その多くは環境の中の物質や運動・食事などの生活習慣、遺伝的な性質などが関係していると言われています。そこで、環境要因が子どもたちの健全な成長・発達に与える影響を明らかにすることは重要であることから、エコチル調査が実施されることになりました。

【調査の方法・種類】
 エコチル調査は、環境省が企画・立案を、国立環境研究所が取りまとめを、国立成育医療センターが医療面のサポートを行い、調査が行われている地域に設置されたユニットセンターと共同で実施されています。
 調査には、参加者全員を対象とする「全体調査」と、一部の人を対象にして行う「詳細調査」、ユニットセンターが独自の計画・予算で行う「追跡調査」があります。詳細調査では、参加者の家庭を訪問して生活環境中の化学物質やハウスダストを調査したり、小児科医が直接診察をしたりします。追加調査については、ユニットセンター独自のものですが、事前に環境省の承認を受けて実施されています。

【全体調査】
 環境リスクが健康に与える影響については、従来から動物実験などによって進められてきました。ただ、動物と人間とでは形態学的・生理学的に大きな違いがあり、動物実験の結果だけでは不十分です。そこでエコチル調査は、実際に人間の集団を観察する疫学調査によって行われています。
 全国の15地域から10万組の子どもとその両親に参加登録をしてもらい、質問票による調査や、血液・尿・母乳などの生体試料を採取して化学物質などの測定を行います。それらのデータを解析することで、子どもの成長・発達に影響を与える環境要因を解明することを目指しています。
 調査は、2011年から2027年までを予定しており、参加者を募集する3年間のリクルート期間と13年間の追跡期間が設定されています。また、2027年以降も5年間は収集したデータの解析を行うこととしています。

【調査結果】
 調査によって収集されたデータは解析が行われ、環境省のホームページなどを通じて開示されています。また様々な学術雑誌にも、各ユニットセンターに所属する研究者によって、論文が投稿されています。
 環境省のホームページには、2014年11月末時点の回答に基づくデータクリーニング前の暫定的な結果として、子どもたちの健康状態や育児環境、子育て家庭の生活実態について掲載されています。例えばアレルギーと食品の食べ始めについての調査では、コメは9ヶ月になるまで99%の母親が子どもに食べさせ始めていますが、牛乳・乳製品では54%、鶏卵を含む食品では46%と、アレルギーの原因とされる食品については食べ始めを遅らせる傾向にあることがわかりました。

 

  ♦お金を稼ぐには 

 “もし、自由にお金を生み出すことができるとしたら…”。
 そのようになれば、経営の問題の大半は解決できそうですが、「本当にお金を生み出せるスキル」とは何でしょうか?
 お金を生み出すことを追求していくと、答えは自ずとお金を稼ぐことにつき当たります。
 クレジット会社の「VISAカード」の創設者であるディー・ホック氏は、お金を稼ぐ方法は次の3つであると説明します。

 @ 誰かのニーズを満たしたとき
 A できないことを代わりにやってあげたとき
 B できるけどやりたくない人の代わりにやってあげたとき

 経済活動の取引は、全てこの3要素のいずれかで成立している、と言っています。
 これらの要素を考えますと、お金を手に入れるとは他人への「感謝の対価」、「問題解決の対価」になるのかも知れません。

 

  ♦ゼブラ企業 

 自社の成長よりも、より良い社会の形成に寄与することを重視し、持続可能な範囲での成長を追及する企業を、ゼブラ企業といいます。「企業の利益」と「社会貢献」という二つの相反する目的を達成させようとすることから、白黒模様のシマウマ(ゼブラ)にたとえて、ゼブラ企業と呼ぶようです。
 総業10年以内で評価額が10億ドル以上の非上場会社をユニコーン企業といいます。ユニコーン企業は事業拡大のために資金調達を行い、市場での競争に勝ち抜くことや株主の利益が優先されます。そのため、社会的な役割や倫理観が無視されるケースもあります。
 そのようなユニコーン企業が増えたことから、それに対峙する企業として、ゼブラ企業に注目が集まっています。

               

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