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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 経営一番 NO.104    2003年10月
★小型工場が可能にしたコストダウン・・・100円クリーニングで株式上場果たす

人件費が高く、コストダウンは不可能と思われたクリーニング業界のなかで、100円クリーニングサービスを実現した企業がある。年商約50億円を売り上げている「きょうとく」(福岡市、http://www.cl-kyotoku.co.jp/coins/coins.html)である。牧平年広社長は、小型工場の開発と徹底した作業効率化で昨年、同社をジャスダック工場へと導いた。

■工場の人件費・光熱費だけで115円

午前10時、10坪ほどのクリーニング店「コインズ」の店内がごったがえす。きょうとくが展開しているこのクリーニングチェーンは、ジャケット・ズボン一本100円とワンコインが特徴。いわばクリーニング店の100円ショップともいえる店が主婦の人気を博して急成長。

この店舗をスタートしてわずか4年弱で、FC店を含め71店舗を展開するまでになっている。 この急成長の裏には、コストをどう削るかの苦労があった。

一般的にクリーニング店のYシャツ1枚の料金200円のうち、工場の人件費・光熱費だけで115円。これでは、1枚100円を実現することなど到底不可能だ。「何とか工場のコストを下げる方法はないのだろうか」と牧平社長は考えた。

■小型工場で二倍の生産性を実現

クリーニング工場の多くは、大体150坪程度のスペースと15〜20人の従業員で運営されている。その従業員も職人が多く必要とされる。「職人を使わず、パートタイマーでもできるシステムを構築しなければ」。まず目をつけたのがアイロン台。従来は横型だったものを縦型にした。2分の1のスペースですむうえ、経験があまりないスタッフでも容易に処理できることに気づいたからだ。加えて、小型オートメーションの機械を各工程に導入することで、洗浄・乾燥などすべての工程をボタン一つでこなせるようになった。

この結果、新工場はわずか5人のパートタイマーで運営できるようになり、作業効率は従来の2倍以上にまで向上した。しかも、工場の広さは30〜50坪前後と、従来の3分の1以下で済むようになった。「工場を小型化できたこのメリットは大きかった。通常1億円近くかかる建設費用が4,000万円まで抑えられたうえ、人件費も激減した」(牧平社長)。

99年に福岡市内にオープンした1号店は瞬く間に人気店となり、1年間で5,000人の会員を獲得した。自信を深めた牧平社長は、2000年にはFC展開を開始。この100円クリーニングの成功で2002年にはジャスダックに株式上場を果たした。「今年は50店舗を展開していく予定です。さらなるコストダウンを行っていきますよ」。 全国を席巻する日は近いかもしれない。
ニュース出所 Business Chance(9月号)

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