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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 経営一番 NO.110   2004年4月

…金融機関・融資担当者の見る危ない社長…

金融機関の融資担当者は、多くの中小企業経営者の方と接しています。 その融資担当者が見て「何となく危ない社長だな」という感じを受ける人がいる、と言います。 では、危ない社長とはどういう社長でしょうか。

1.固定観念の強い社長
過去の成功にしがみつき、凝り固まった社長。「アンタはそう言うが、俺はこれで何十年も家族を養ってきたんだ」と言い張る社長は危険です。確かに、信念を曲げないことは大事なこともあります。

金属プレス業N社(従業員20名)を経営するNさんは、N社に入るまで中小証券会社のヤリ手営業マンでした。顧客からN社の社長(Nさんの先代にあたります)の娘さんを紹介され結婚。結婚を機にN社に入社。十数年後に先代が亡くなると社長に就任。Nさん夫婦は残念ながら子供に恵まれず、Nさんは口癖のように、「従業員が俺の子だ」と言い続けてきました。N社はNさんの営業力で成り立っている会社だ、と言って良いでしょう。 営業に力を入れているものの、製造部門は粗末で外注依存度が高く、従業員は高齢で、益々生産性は上がらなくなってきました。

平成13年4月、売上の4割を占めていたM電機から突然の受注ストップ。Nさんは貯金はもちろん、生命保険の解約をしてもなお資金不足。ようやく、地元商工会議所の中小企業相談所を訪ねた次第です。 全従業員給料の2割カット、金融機関への借入については元金を棚上げし、利息だけの返済等で、やっと営業を続けられることになりました。Nさんは、商工会議所の相談員に「融資担当者から過去に、製造部門の強化と得意先を分散するよう、何度も指摘された」と話しています。

2.肩書の好きな社長
スチール・オフィス家具製造業T社(従業員25名)のT社長の名刺を受け取って驚くのは、名刺の裏側に17も肩書が刷ってあることです。地方自治体の○○協議会、△△クラブ理事、地元商工会議所副会頭、その次は……。

17の肩書では1ヵ月間に17日位の会合…ほとんど毎日、何かの用事に出かけていることになります。 仕事などやっている時間はなくなり、仕事は従業員に任せることになります。これは危険なことです。任せたのではなく、実は放任なのです。 T社は平成15年の暮れに倒産しました。8年前、他地域の工業団地に進出しました。その際、500坪もあれば済むところを三千坪も購入。従業員が高齢のため、今までの工場を倉庫兼検査部門に残すといった非効率さから多額の借入金が生じて命取りとなりました。

沢山の肩書…うまくいっていると思って調子にのっていると、ピンチの方向にいっていることに気がつかなくなるのです。ある日突然、だめになるのですが、それは突然ではなく、成るべくして成ったわけです。  (次号につづく)

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