
〜 一意専心 〜
日本相撲協会の二子山親方(元大関貴ノ花)が、がんとの闘病の末、30日に亡くなった。昭和25年2月生まれ、55歳という短い(時間的には)人生であった。同世代の一員として、なにか切なさを感ずる。現役当時は身長183cm、体重114kgもありながら、角界では小さく、筋肉質、強じんな足腰で大活躍をし、「忍耐」と「粘り」で一時代を築いたといわれる。角界への貢献度は計り知れないようである。ご冥福をお祈りし、同世代を共有できたことに感謝したい。
やはり、「忍耐」と「粘り」"あきらめないこと"が開花(成功)するポイントのようだ。節操なく、ちゃかすつもりはないが、人生いろいろ、早咲きもあれば、遅咲きもある。周りの人達や歴史上の人物も「いざというとき」の年齢はいろいろである。ちなみに、戦国武将は、「いざそのとき」何歳であったか?調べてみた。
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明智光秀(本能寺の変で信永を殺したとき)55歳 |
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A |
上杉謙信(武田信玄に川中島の合戦で斬りつけたとき)32歳 |
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B |
織田信長(桶狭間の合戦で、今川義元を討ちとったとき)27歳 |
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C |
加藤清正(しず たけ賤ヶ岳の合戦で7本の槍の功名をたてたとき)22歳 |
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D |
武田信玄(父、信虎を追放して、自立したとき)21歳 |
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E |
伊達正宗(小田原の陣に出向き、秀吉に屈服したとき)24歳 |
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F |
豊臣秀吉(山崎の合戦で、明智光秀に勝ったとき)47歳 |
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G |
北条早雲(三浦氏を滅ぼし、相模国を領したとき)85歳 |
「いざそのとき」、自分の歴史が動くように、"あきずに"
"あきらめずに" "楽しく"「一意専心」しよう。
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