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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 経営一番 NO.160   2008年6月

■三井物産も結果よりプロセス重視へ

 三井物産も、いったんは導入した成果主義をベースとする人事制度を、価値観の共有や人材育成といったソフト面も評価されるように、06年に大幅な改定をした。きっかけは不祥事だ。東京都などのディーゼル車規制に絡んで、粒子状物質除去装置(DPF)という製品のデータを改ざんし、より高い性能があるように装って販売していた。04年に発覚し刑事事件になった。

 三井物産は、社外専門家を交えた問題検討の委員会を設置し、再発防止策をまとめた。その一つが成果主義の見直しだ。「社員に誤った判断をさせる原因は、業績を数字のみで評価するような会社のシステムにあったのかもしれません。これは取り除く必要があります」
―槍田(うつだ)松瑩(しょうえい)社長が、社外の有識者との話し合いでそう表明している。

 委員会は「業績結果重視からプロセス重視へ」とする答申をまとめ、改革に移した。それまでは、組織業績評価は100%、売上げなどの数字による定量評価だった。これを20%に減らし、残りの80%は定性評価に変えた。「社会の信頼を高めたか」「総合力の発揮に努めたか」といった、プロセスの質を評価する。また、その評価方法も、相対評価から絶対評価へと変化した。

 「私たちは商社です。稼ぎは確かに大切です。でも、その評価は2割ぶんですよ、ということ。稼ぎの性質や正当性、プロセスの方を大きく評価します」と、改革を担当した人材開発室の瀧口(たきぐち)斉(さとし)室長は言う。

 大企業とは全く異なった人材観をもって人を育てている会社もある。「社員が成果を上げるのは、むしろ会社の責任」という考え方だ。串焼きチェーンの「くふ楽」などを展開するKUURAKU GROUPの福原裕一社長は言う。

 「可能性を信じ、仲間に迎え入れ、挑戦させ、認めること。埋もれ、曇っていた人間が、働くことで生き返る。全ての人間は平等です」

 福原さんにとっての成果主義とは、会社が社員を評価するのではなく、むしろ社員から会社が評価される仕組みだ。社員の成長が会社の評価だ。多くの組織が成果主義に呪縛されているが、抜け出そうとする試みが始まっている。

  (ニュース出所 AERA 4月7日)

      
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