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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

〜 貧困層が1000万人超 今一度、1億総中流の社会を 〜 前頁のつづき

◆欧米的な階級社会の思想を日本社会に持ち込むのは危険

―なるほど。それは面白い。
中谷 天照大神は人殺しの嫌いな優しい人。しかしギリシャ神話のゼウスは、自分の気に入らない人は全部めった切りでしょう。だから西洋とはリーダーの性格が全然違うんです。ギリシャ神話と日本神話を読み比べてみるだけで、西洋社会と日本社会の差がよく見えてくる。残念ながら、そうした神話が戦後教育では教えられてこなかったため、我々は日本の歴史を本質的なところでおさえていない。

―こうした違いは経済学でも出てくる?
中谷 はい。アメリカから入ってきたマーケットメカニズムは、基本的には切り捨ての思想。奴隷制度からスタートした国ですから、基本的に階層社会なんです。だから、不況になって下層階級の人が首を切られても、当たり前という感覚です。ヨーロッパでは、戦争をして負けた民族が奴隷になる。その奴隷が下層階級を形成し徐々に階級社会になっていく。だから欧米社会はマーケットメカニズムと相性がいいんです。
ところが、日本は1回も異民族に完全制覇されたことがない。だから本格的な階級社会は生まれなかった。江戸時代に「士農工商」という階級制度はあったが、庶民は商業によって豊かになり、寺子屋で一生懸命に勉強した。階級制度はあったが、実質的に庶民が主人公の社会だった。この力が明治維新を支えた。

―明治以降の近代も支えたと。
中谷 そうです。戦後の経済成長も同じで、現場が強いというのは、やっぱり普通の人がパワーを持っているということ。改善改良をどんどんやっていく、こんなことができるのは日本だけです。階級社会は上から言われないとやらないが、日本人はみんな自発的にやる。これはもう偉大な資産なんです。

 

◆日本を一体感とぬくもりのある国に

―地方の活性化についてはどう考えますか。
中谷 やはり、地方を活気づけていかないといけない。日本社会がおかしくなってきたのは、拠り所が無くなってきたから。構造改革の最たるものとして、例えば廃藩置県の逆をやってはどうか。それぞれの藩で、独自の文化や産業とは何だろうと考えてもらった方がいい。藩に戻して地方再生を目指し、藩ごとに差が出ないような仕組みは中央の国に求める。このぐらいのことをやらないと、面白い社会にならないと思います。
    
    (ニュース出所 財界 4月21日)


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