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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 〜 マニフェスト(選挙公約)は「分度」であるべき 〜

 8月30日、衆議院議員選挙が行われる。各党のマニフェストが揃いつつある。マニフェストは政党が選挙前に発表する選挙公約のこと。当然に、選挙公約として発表された諸施策は、世界及び日本の現状認識と将来の日本国のあり方(外交、防衛、経済、財政、福祉、教育、その他国民生活全般)について十分に検討された結果に基づき導き出された方針・諸施策でなければならないと考える。

 私たちが小学生のころ、各小学校には、薪を背負いながら読書をする二宮金次郎の銅像があった。先生方から、苦学の人、努力の人、農村復興に尽力をした人と教えられた記憶がある。今、日本は世界的な不況下にあると共に、環境対策を優先し、産業構造に大きな変革が迫られている状況にある。将来の国のあり方、安心・安全な国民生活の確保が問われている。およそ200年前、日本中の村々、600余を復興させた二宮尊徳氏の偉業の中に、復興の大事なポイントをさぐって見た。マニフェストは日本復興のための諸施策集でなければならないと思う。
二宮尊徳氏の復興手法にはいくつかのポイントがある。(「日本で一番不況に強い男 二宮尊徳の実学に学べ(瀧澤中 著)」より)
第一の成功実学:救済、第二の成功実学:勤労、第三の成功実学:分度、第四の成功実学:推譲、第五の成功実学:工夫、第六の成功実学:心田開発、第七の成功実学:率先垂範である。


  その中で、特に注目すべきは、第三の「分度」である。個人生活で言えば、1年間にどれくらいのお金でくらしていくのか、その額を決定すること。会社でいえば、どの位の経費で1年間を運営していくのか。国でいえば、1年間の国家予算でしょう。将来、国はこんな姿になる、だからこの予算で、これらの施策を実行する。目標に向かって、当面、国民は我慢をしていただくなどの目に見えた方針が分度であろう。尊徳氏は、若干の例外はあるが、この分度が決まらなければ、復興事業は請け負わなかったという。

  今、日本は、とても難しい転換期にある。景気が悪いから景気を刺激するのに、与党も野党も予算のバラマキをしようとしている。定額給付金は、国が率先して、「皆さん、皆さんの分度を破って、何か買ってください」と言っているのと同じであろう。高速道路料金の無料化は、今本当に必要か、など。それら施策のためのお金は紛れもない私たちの納めた税金である。問題は、今、日本国に必要なのは、日本国の分度はどれくらいかなのか、少子高齢化、産業構造の転換等を考慮した議論を展開すべきであろう。政府の規模、行政サービスの内容、医療福祉、人材の育成、輸出入、農業政策、安全保障などの諸政策と対応する国家予算(分度)の骨格が示されなければならないと考える。場当たり的に赤字国債を発行したり、諸政策に首尾一貫性や優先順位がないマニフェストは「分度」にはほど遠い。今回の衆議院選挙にあったっての各党のマニフェストに『分度』はあるか、すなわち、改革・復興への道筋、そして実行予算があるか、吟味しようではありませんか。

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