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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

〜 すでに20億人が定員オーバー!? 人口増こそ最大の環境問題だ 〜

 人権問題など判断の難しい要素を含むため、環境団体の多くも、人口については口を閉ざしているが、現実の人口問題ははるかに複雑だ。
人口置換水準を下回る出生率に直面する先進国の多くは、年金の財源を賄うため、「少子化対策」などの議論に盛んだ。多くの政府は出生率が上昇し、移民の受け入れで経済的な利益を得ることを期待する。将来にわたり、年金が必要になる労働力人口と非労働力人口の間の「扶養率」を一定に保つには、人口増の必要があるからだ 。

 40年後に92億人という国連の中期的な世界人口予測でさえ、今後は出生率が低下することを前提としていることを考えると、いまの状況はとても憂慮すべきことだ。国連によると、出生率が下がらない場合、2050年には人口が120億人近くになるだろうと予想されている。このような数字を前にすると、現実的に地球はどれぐらい多くの人間を養うことができるのだろうか、という疑問を抱かずにはいられない。


◆エコロジカル・フットプリント
 「エコロジカル・フットプリント」は、このような疑問に答えてくれる、整合性の高い新たな方法論だ。これは国や地球の生物生産力(人間が生きる上で利用できる資源)と人間の必要量(「フットプリント」)を比較するものだ。
 導き出されたデータには、人口や消費量といった要素も計算に入っており、人間の持続可能性の測定方法として優れているとされている。これによれば、現在の消費率では、世界が養える人口はわずか50億人。つまり地球はすでに、約20億人の人口過多なのだ。

 持続可能で望ましい人口数とはいったいどれくらいなのだろうか。主流派の環境学者は、人口と消費量の両方を方程式の因子としてとらえている。すなわち、どちらの因子も重要であると暗に認めているにもかかわらず、彼らは一方の因子(人口)を無視して、もう一方の因子(消費量)ばかりに関心を向けているのだ。このことは分析の誤りに倫理の誤りを重ねている。さらに環境保護主義者は消費すべきでないものを細かく指定したり、持続可能性を算出したりするため、多くの人々にとっては生き残り第一主義に基づく厳しい訓練のようになってしまっている。この2つの傾向が、より幅広い環境活動の実践を妨げてきた。

 だが、人口問題には別の見方もある。まず2つの地球を考えてみよう。1つは人口が90億人で「消費」の量が1の地球。もう一つは、人口が10億人で、消費量が9の地球だ。心に留めておいてほしいのは、90億人の地球のほうが創造性はあるものの、プレッシャーもストレスも多く、空間的に窮屈であることだ。さらに、「消費」という言葉が指すのは多くの人にとって生きる意味となるものであり、休暇や趣味、旅行、選択の自由などがそれにあたる。現代の環境問題専門家によれば、どちらの地球も理論上は同じものであるという。
だが現実にあてはめると、同じものではない。この2つのどちらを私たちは選ぶのか、早急に決める必要があるのではないのだろうか。

  (ニュース出所 クーリエ・ジャポン11月号)


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