トップページ 会社概要 経営理念 業務内容 所員紹介 アクセスマップ セミナーご案内
月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理


 
 
〜 分度U 〜

 「貧者は昨日のために働き、富者は明日のために働く」

 分度は「必要最低限の経費」と言い換えてもよいようだ。二宮尊徳も農村復興の際、その領主に「最低限度の経費で藩の運営をしてください」と、これを約束事としてきちんと守らせたといわれる。その際、過去10年間の税収と支出の平均を出して、それをその領主の「分度」に決定し、守らせたとのことである。

 さて、私たち国民(全員ではないが)の要望に応える形で、2010年度予算が決定した。
現下の不況や、国民の暮らしを考慮して、予算規模92.3兆円、税収37.4兆円、国債発行44.3兆円、税外収入(「埋蔵金」など)10.6兆円である。歳入全体に占める国債への依存度は48%と、ほぼ半分を借金で賄う計算である。短期的には、様々な理由があっての予算であろうが、中・長期的には異常な予算であることを国民はしっかりと認識しておくべきであろう。これで良いのか日本の分度。借金をして収入以上の生活をしているのである。

 分度の意味は、「二度と再び借金によって苦しい生活をしないための、最低限の約束」である。借金を続けることはできない、返していかなければならない。借金を返すための労働というのは、きついものである。明日に希望が持てない。分度を設定し、収入のなかで暮らす。我慢を身につけ辛抱させるのは、昨日のために働かない、そういう状況をつくるためであった。貧者と富者のたとえを「遠い将来を見通して準備をする者は富む。たとえば、100年先を考えて松や杉の木の苗を植える。あるいは、春に苗を植えて秋に収穫するが、すべてを収穫するのではなく、ちゃんと翌年に植える種や苗をとっておく・・・。こういう人は富者となる。ところが、貧窮する人というのは、そもそも苗など植えないで刈り取ることばかり考える。目の前に生えているものをすべて刈り取ってしまう。なるほどその瞬間は利益があるように思えるが、種も蒔かずただ刈り取っていたら、翌年には何も生えてこない」分度は、すべてを準備する基本なのだと。

 そろそろ、日本国民はこの「分度」を徹底理解すること、それぞれの立場に応じて我慢すること、そして、収入増(所得税等の税収増、消費税の増税など)を同時並行で図っていかなければならないのではないか。それには、国民が期待できる、グローバルな視点に立った中・長期的成長戦略が肝要であろう。

  月刊 経営一番へ 

  

Copyright (C) 2003 安蒜俊雄事務所 All Right Reserved.