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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

〜運を勝ち取るには“いい顔づくり”とチームワーク


◆2割5分の経営
 
堀氏は学生時代からバンド活動に勤しみ、明大在学中にウエスタンバンド「ワゴン・マスターズ」(学生でプロのバンド)に加入しギタリストとして活躍。卒業後、自ら興した芸能プロダクションを上場、普通の会社に近づける近代化に尽力した。50歳定年説を唱え、1984年に早々と会長へ退き、2002年取締役ファウンダー、08年息子・義貴氏の会長兼社長就任と同時に取締役を退き、ファウンダー最高顧問に就任している。芸能界の一般企業化を進めた先駆者だ。

 堀氏が芸能プロの経営を始めた頃、同様に芸能プロの経営を志した人間は少なくなかった。だが、堀氏のように成功を収めた人物は、渡辺プロダクションを起こした故・渡辺晋氏など、10人にも満たない。「運が味方した」と堀氏は言うが、運は棚からぼた餅のように落ちてきたかというと、そうではない。

 設立間もないとき、売り上げの9割を上げていた看板の守屋浩が飲酒運転で自動車事故を起こし、1年近くタレント活動をできなくなった。しばらくは他の芸能プロのタレントをホールやジャズ喫茶に手配するブローカーの仕事で食いつないだ。このとき堀氏は、「1人のタレントに売り上げの25%以上を頼ってはいけない」という2割5分の経営を学んだ。実際、ホリプロ最大のスターと言っていい山口百恵の全盛期でも、その稼ぎは売上高の22%止まりだったという。野球でも王や長嶋など天才バッターの生涯打率が3割。凡人の平均は2割2分がいいところで、上限は2割5分。これを前提にチームを組めば、負けないチームにすることができるという考えに立っている。

 「どんな競争でも大差を付けての勝利はなかなか難しい。勝利の女神、運を味方に付けた人間が勝つと思います。そのためには、いい出会いが必要です。相手に好感を持たれるいい顔作りが重要です」
 堀氏が言ういい顔とは、もちろんハンサムということではない。何かを成し遂げた人の顔は、きりっと引き締まっていい顔を保っていると言い切る。毎日仕事をしていれば、いいことも嫌なこともある。朝起きて顔を洗う際に、昨日の嫌なことの残像がないかを鏡で確かめてから出社する。ホリプロの1階受付の横には、全身が映るほどの大きな姿見が置いてあり、社員がセールスに出るときに目に入るようにし、チェックを徹底させている 。

 「いい顔の人が2人いれば、足し算ではなく2乗に、3人なら3乗とプラスの輪が広がると思う。会社にそういう集団が増えれば、幸い局面に立たされている人がいても、リカバリーされるという私なりの乱暴な仮説です(笑)」
そのほほ笑みは、女神もころっと引き寄せられるような人懐こさにあふれている。

       (ニュース出所 経済界 3月9日)



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