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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理

 経営一番 NO.183  2010年5月

◎今月の焦点

 〜 より頑固で良好な経済関係を築く日本とインドの未来は明るい 〜
 昨年3月、映画のキャンペーンで初めて日本を訪れ、その直後「大好きな村上春樹を生んだ国」日本に赴任したヴィカス氏。日本人のありように少々驚きながらも、アジアで最も活力のある民主主義国、日印の今後を力強く説く。

■英語を話さない日本人

 昨年8月、私はインド総領事として大阪に赴任した。日本で私の名前を知っている人は多くはないだろうが、2009年のアカデミー賞映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作者だと言えば、思い出す人がいるかもしれない。
日本はハイテクでモダンで仕事熱心だと聞いていたが、実際、その通りの国だった。

 しかし、意外なことがひとつあった。それは米国の影響を強く受けてきた国なのに、ほとんどの人が英語を話さないことだ。日本製品は世界中で売られている。だから、日本社会はもっと英語に順応していると思い込んでいた。
ある外交官は、日本人が英語が苦手な理由をこう教えてくれた。「日本人は会話ではなく、文法を中心に英語を学ぶ。また、間違うのを恐れるあまり、積極的に話さない」

 その説明は、私の実感として納得できる。しかし、インドの英語をめぐる状況は正反対だ。インドでは、会話を重視した教育が施されている。何よりもインドでは、英語は自らの社会的な地位を向上させる道具だ。英語を話せば、世界の進歩に触れることができ、いい仕事を得られ、いい生活が送れる。そして、話せば話すほど自信がつき、更にうまくなる。インド人は英語を「外国語」だと構えて考えることはない。
■日本人はもっと自信を持っていい

 日本に来て、もうひとつ驚いたことは、日本の将来を悲観的に見ている人が多いことだった。特に実際に会ったメディアに携わる人々に多い。バブル崩壊以後、既に20年近く経済的な繁栄を取り戻せていないことが、その理由のようだが、私には、日本は世界で最もきちんとした社会に見える。しかも日本は、物質主義が全てではなく、富を得ることだけが幸せではないという価値観を作り上げてきた。それは世界が学ぶべきものだ。日本人はもっと自信を持っていいのではないだろうか。

 それから日本とインドはアジアの最も活力のある民主主義国として、21世紀のアジアの屋台骨になっていくと確信している。日本は高い技術を持ち、インドは成長著しい巨大な市場を持っている。お互いに補うことで、より頑固で良好な経済関係を築くことができる。だから、これからの日印関係は非常に明るいに違いない。
(ニュース出所 文藝春秋 4月号)


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