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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理


 

〜明日は我が身〜
  
 東日本大震災の影響はいかがでしょうか?
 原発、風評、自粛、商品・部品原材料等の在庫不足、顧客・仕入先の経営状況など、これから様々な影響が、直接・間接に発生してくるものと思われる。これから2年間位は復旧・復興期間であると想定し、その中でのビジネスを展開していかなければならない。経営トップの心構え・覚悟は厳しいものになると思う

1596年7月12日深夜から13日にかけて、今から415年前、京都で大地震(伏見大地震)があった。秀吉の時代である。当然のことながら被害は甚大、秀吉の居城・伏見城も崩壊したようである。朝鮮出兵から呼び戻され謹慎中であった加藤清正は、その報を聞き、300人の手勢を率いて、謹慎中ながら秀吉の下へ真っ先に駆けつけ警備にあたった。その忠誠心に感心した秀吉は清正を許すことになった。地震に限らずであるが、有事の時にどのような行動をとるかで、リーダーの人間性が問われる。これまで培った信頼・信用を一瞬にして失うことも多いのではないだろうか。今回の東日本大震災では、この機に乗じて、値上げしたりする経営者の行動はなかったと想像しているが、もしもあったら、平時に戻ったとき、その信頼関係の崩壊が自社の崩壊を招くことになると思われる。

 論語に「巧言(こうげん)令色(れいしょく)、鮮(すく)なし仁」という教えがある。「口ばかりがうまく外見を飾る者には、ほとんど『仁』はないものだ」という教えだ。口先が巧みで一見優秀、実力もあると思っていたが、有事の時に、こころある対応ができない口先人間も暴露される。私たちは、平時の時には、巧言令色に心地よさを感じ、物事の本質を見失ってしまう傾向にある。

 
この震災で、家族や人間関係の大切さ、人はひとりでは生きていけないということをしっかり学んだ。その成果だろうか、結婚願望が増え、結婚組数や結婚相談所への登録数が増えている現状があるようである。是非、巧言令色に惑わせられることなく、素晴らしい伴侶をつかまえてほしいと思う。ビジネスの世界においてもしかり、この時期に、各取引先・仕入先はどのような対応をとってくるか、巧言令色か誠実か、しっかりと見極め、御社にとって必要か否かを判断していかなければならない。また、御社も吟味・選別される状況にあることを念頭に置きたい。1000年に一度の大地震は様々な教訓を暗示していると思う。できるだけ自然と共生、できるだけ不用・不急な資産は持たない、顧客密着型の御用達商法、リスク管理、誠実なネットワークの構築など。そして、「明日は我が身」である。

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