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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理


 

  

『会津のほこり』

 先日、旧会津藩校日新館(昭和62年復元)を訪問する機会を得た。NHKの大河ドラマ「八重の桜」で一躍注目を浴びている会津藩の教育方針に触れることができた。白虎隊の隊士の思いを少し感ずることもできた。慶応4年(1868年)、鳥羽・伏見の戦いにより戊辰戦争が勃発した。会津藩は旧幕府勢力の中心とみなされ、新政府軍の仇敵となった。白虎隊は本来は予備兵力であったが、圧倒的な物量で迫る新政府軍に対して劣勢であったため、若年兵の投入が焼け石に水なのは誰もが承知のことであったが、老若男女が玉砕覚悟で臨む戦局にあっては是非もなく、白虎隊は各防衛拠点へと投入された。故郷、会津藩を愛するが故、誇りをもって戦場へ向かったと思われる。第二次世界大戦、特に沖縄戦での若き特攻隊の隊士の思いに似ているように感じた。「平和のために、愛する人のために死にに行く」の気概であろう。

 教育大藩といわれた会津藩の実体に触れられるものであるが、その内容は、今で言えば高等学校・大学に相当するものであったという。では、幼児教育は如何におこなわれたかといえば、藩は家庭教育と子供たちの遊びを非常に重視し、特に、子供の「什(じゅう)」への加入は絶対的な義務であった。「什」とは地区を単位とした少年団であり、その基本は「什の掟」により決まっていた。長幼の序、団体としての行動…年長者は年少者を教え、保護し、年少者は目上の人を尊び、大いに戸外で遊び、初級の勉強を自主的に行うものであった。家庭と「什」とで十分に教育された子供たちが日新館に入学した。ここには飛び級もあり、優秀な者は昌平黌(こう)や長崎に遊学することもできたといわれている。

◎会津藩の幼年者教育
「什」の掟
一、年(とし)長者(うえのひと)の言うことに背(そむ)いてはなりませぬ
二、年長者にはお辞儀(じぎ)をしなければなりませぬ
三、嘘(う)言(そ)を言うことはなりませぬ
四、卑怯(ひきょう)な振舞(ふるまい)をしてはなりませぬ
五、弱い者をいじめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人(おんな)と言葉を交えてはなりませぬ

“ならぬことはならぬものです”

 とても有名な言葉であるが、今の時代…、社会の風潮、教育現場、家庭の状況を鑑みると、とても必要なことであると思う。どのように採りいれたらよいのか。

 いずれにしても、すべてが良いわけではないが、我々の生き方、日本人としての誇りを見直す際、日本の歴史に学ぶ点が極めて多い。

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