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月刊 花みずき

商店街の現状と課題
 
 ・円滑化法の廃止後は

 ・S電気店・店主の話
 


ワンポイント
印紙税の軽減措置拡充と
非課税範囲拡大

月刊 経営一番

中高生52万人を蝕む
「スマホ亡国論」

・学校に行けない重症患者

・取り上げると大暴れ
・どこからが依存か
・技術と追いかけっこ
・東アジアは“依存先進国”

編集後記
 〜時泥棒〜



業績31の原理


 

  

 〜2014年「志高き企業を目指して」〜

 あけましておめでとうございます。年始にあたって、御社も進むべき方向性を発表されたものと思われる。円高から円安へ、デフレからインフレへ、経済が減速から成長へ、厳しい雇用環境の緩和など、大きな変化が起こっている。本年は、消費税も5%から8%へ、日本国内では初めての経験である。この大きな変化の中で、流れに乗って行けるかどうか不安である。「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」禅宗の言葉であるが、あれこれと惑わされ、付和雷同に動いてしまうことなく、しっかりとした理念の下で、揺らぐことのない「平常心」を保つことを推奨している言葉である。

 今、そのような社会・経済情勢にあると推察する。しっかりとした理念の下に、活動されている会社を勉強させていただいた。「社員に愛される会社が生き残る」という思いで経営されている、寒天トップメーカーの座にある伊那食品工業。最近では社員のモチベーションの高さを学びたいと大手企業が見学に訪れるという。毎年少しずつ成長を続ける「年輪経営」を大事にされている。

 〈会社の目的〉 「会社の目的は、働く人が幸せになるために活動すること」といわれる。働く人の幸せとは、精神的物質的に満たされていること。そのために、経営者は会社を倒産させないようにする。それでは、会社を倒産させないようにするにはどうすればよいか? 多くの経営者は、売上増加=成長と考え、意味のない売上増加を目指し、会社内に多くの無理を強いている。売上増加が素晴らしいのであれば、多くの大企業で働く社員が一番幸せなはずなのに、必ずしもそうではない。本当の成長とは、会社が良い方向へ進んでいると、社員一人一人が感じられることであり、そのためには、急激な成長を求めるのではなく、木の年輪のように、毎年着実に一度として重なることなく、成長の方向へ少しずつ進化していくことが大事であると。ゆっくりと着実な成長を続けることで、会社が永続することにつながっていく。さらに、塚越会長は、「社員への思いやり」が大切だとおっしゃる。設備投資するより労働環境の改善を最優先に行ってこられた。労働環境の改善では、長靴サヨナラ運動やインフルエンザの予防接種など、社員の健康を第一に考えて実行されている。ほとんどの経営者が会社の利益や成長のみを追い求めているが、社員を大切にすることが、会社の本来あるべき姿であると考えている。

 〈会社へくるのが楽しくなるように〉 「人生は有限である。限りある人生だから、充実した人生を送るべきだ」「一日の半分を過ごす会社が楽しくないと、人生の半分が無駄になってしまう。働くことに幸せを感じなければ、生きていくことに幸せを感じることは難しい。働くことは損ではない、損と感じているのは、会社が楽しくないから。工場は24時間フル稼働させるほうが効率的であるが、人間は夜、寝るもの。働く人(従業員)の幸せを考えると、夜勤はさせない。しかし、今の人は身体を動かさないから知恵が生まれない。今は、知識は一杯詰め込むけれど、体験がない。知識は体験という触媒で知恵に変わる。知恵は問題解決の能力となる」といわれる。土日でも掃除に来る社員がかなりいるとのこと。様々な体験を率先し、知恵に変え、企業環境の変化への対応力が養われているようだ。社員が自発的に会社のためになることをしてくれるのは、経営者が「社員のためになる経営」「社員が幸せになる経営」を心がけてきたからだといわれる。正に、一朝一夕にはできない「社風」である。2014年、これを肝に命じ、志高き企業を目指して参りたい。

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