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月刊 花みずき

〈三大経費をしっかり管理して儲かる会社に〉
 



 



月刊 経営一番

〜「俺のフレンチ」上場計画〜


・違和感を抱かれるJALの「機内食」採用

・ジャズ関係者を驚かせた「老舗クラブ買収」情報

編集後記
 2015年「志高き企業を目指してU」



業績31の原理


 

  

 
2015年「志高き企業を目指してU」

 あけましておめでとうございます。
 昨年は、アベノミクスによる金融・財政政策の下、消費税増税が消費意欲の低下要因の一つとなっている。円安へ大きくシフトしたが、輸出は伸びず、逆に輸入原材料等の上昇により、今後値上げが目白押しである。そして、原油安の世界経済への影響が危惧される状況にある。総じて上場企業は、円安の影響もあり、業績が好調のようであるが、中小企業には、未だその恩恵は少ないようだ。今後、経済の好循環に期待したい。昨年末、政府税制改正大綱が発表されたが、是非とも、中小企業にとっても業績向上・賃金上昇に資する、成長戦略を後押しするものであってほしい。
 さて、誰も経験したことのない大きな変化の中にあって、自力で流れに乗って行けるかどうか不安である。「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」禅宗の言葉であるが、あれこれと惑わされ、付和雷同に動いてしまうことなく、しっかりとした理念の下で、揺らぐことのない「平常心」を保つことを推奨している言葉である。いつも笑顔を心がければ、何があっても心安らかでいられるという仏教の言葉「和願愛護」が平常心を保つ一つのコツのようだ。
 今、このような社会・経済情勢にあると推察する。また、変動期である現在は、過去の成功体験がそのまま生かせない状況でもあるようだ。そこで、しっかりとした理念の下で、役員・社員が人間性を高め、自発・自走して活動や工夫・問題解決にあたることの重要性を再確認したい。
 幕末の志士の魁であった吉田松陰は「学は、人たる所以を学ぶなり」「学ぶ、勉強するということは、人間が人間たるゆえんを知るためにすることなのだ」と言われた。これを現代風に、企業人としては“有意義な、幸せな人生を送るためには、学びを大切にし、人間性を高めることなのだ”と理解したい。企業の最前線でのそれぞれの活躍や幸せな人生は、企業のリーダー(志士)と社員(志士)との同志的『志の相乗効果』に依ると思っている。
 「社員に愛される会社が生き残る」という思いで経営されている、寒天トップメーカーの座にある伊那食品工業。最近では社員のモチベーションの高さを学びたいと大手企業が見学に訪れるという。毎年少しずつ成長を続ける「年輪経営」を大事にされている。あのトヨタの豊田章男社長も年輪経営を持論にされているようだ。
 「会社の目的は、働く人が幸せになるために活動すること」といわれる。働く人の幸せとは、精神的物質的に満たされていること。一日の半分を過ごす会社が楽しくないと、人生の半分が無駄になってしまう。働くことに幸せを感じなければ、生きていくことに幸せを感じることは難しい。そして、様々な体験(すなわち“学”)を率先し、知恵に変え、企業環境の変化への対応力が養われているようだ。
 社員が自発的に会社のためになることをしてくれるのは、経営者が「社員のためになる経営」「社員が幸せになる経営」を心がけてきたからだと思われる。正に、一朝一夕にはできない「社風」である。2015年も、これを肝に命じ、志高き企業を目指して参りたい。
 そのためには、足元から、皆さんと一緒に「環境整備」を進めて参ります。

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