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月刊 経営一番

〜2025年「老人大国」への警告〜

・高齢社会に備え研究組織を発足

・「虚弱」への注意が必要

・原因の上流には「社会性」



編集後記
 インバウンド消費とシニア消費



業績31の原理


 

  

 
インバウンド消費とシニア消費

<インバウンド消費>
 「資生堂が黒字転換:訪日客の需要増」「三越伊勢丹、純利益82%増:インバウンド消費拡大」等の新聞記事を目にする、今日この頃である。外国人の消費によって潤っている企業は少なくないようだ。“爆買い”という言葉も定着した感があるが、一方で、このところの株価下落などに象徴されるが、中国経済が先行き不透明になり、その結果、爆買いがしぼんでしまうのではないかとの不安も出てきている。いづれにしても、訪日観光客がコンスタントに増え、観光産業や物品販売業に良い経済効果をもたらしてほしいと念願する。

<シニア消費>
 さて、2025年問題、すなわち団塊の世代(おおよそ昭和22年〜25年生まれとする)が75才以上の後期高齢者になること。5人に1人は75歳以上になるようだ。医療、介護の分野をはじめとして、一般人には、社会の状況がどのようになるのか想像がつかない。しかし、現在このシニア達(60歳超とする)、高度成長時代等の戦後復興を支えてきた人たちが、リタイヤし始めて、消費生活の担い手になってきているようだ。2014年には115兆円という、個人消費全体約252兆円の約半分になるようである。団塊の世代は、全体的にみると、幸運な世代で、いい時期に生まれて、バブルの恩恵も受け、いい人生を送っている人が多いといわれる。土地、現金、株式や、仲間も、時間ももっていて、消費動向を左右する世代のようだ。日本全体の人口は減少するが、シニア人口は増加する。この人たちをどのように取り込むか、企業経営にとって非常に重要な問題のようである。この世代は、ブームとかトレンドとかを良く味わってきた世代である。特に、1960年代、70年代にファッション、音楽、飲食など、いろいろと楽しんだ世代である。今後も、良いもの、感覚に合うものには手を伸ばす世代と思われる。反面、口うるさい世代でもある。購入した商品や接客に問題があると、厳しい叱責、理論展開が永遠と続くような場面も多く見受けられるようだ。
 そのプライドをくすぐるような提案が良いようだ。衣(医療も)、食、住(介護も)、家族(子、孫)、旅行など、この団塊の世代への企画提案が大きな消費を生むようなことになるようだ。なにしろ人数が多い、チャンスも多いと思う。今後10年〜15年、新たな経済の主役になり得る。今日、偶然にも、銀座のメイン通りに面した、大変先進的な仏壇専門店をのぞくことができた。大阪に本社があり、元々別の事業をしていたようであるが、業績不振により事業転換を図った会社であり、全国に多数の店舗(ギャラリー)を展開している。この仏壇、現代的センス(アート的)をもちインテリア性を重視、省スペース、からくり技術をふんだんに使用している。超高齢化時代、2025年問題、団塊の世代の行く末のために必要な事業である。それにしても、数々のアイデア満載の仏壇には感動した。きっと、シニア世代の事前購入に好影響を与えているのだろうと思われる。


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