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月刊 花みずき

〈労働者派遣法の改正〉
 
〈1.派遣事業を許可制のみへ〉

〈2.期間制限の見直し〉

〈3.キャリアアップ措置〉

〈4.その他〉

月刊 経営一番

〜「新3本の矢」も「1億総活躍」も悪評粉々〜

◆インパクトのない自画自賛演説

◆具体的政策ではない「新3本の矢」

◆海外投資家の売り姿勢はアベノミクスへの失望



編集後記
〜分 度〜



業績31の原理


 

  

 
〜分 度〜

 二宮尊徳の第三の成功実学と言われる「分度」。借金によって苦しい生活をしないための最低限の約束と解されている。将来を考慮した厳しい予算や目標設定であろうか。日本国の平成28年度予算案は、税収増の恩恵や今後の経済への期待を込めて、益々膨らんでいる状況にある。日本国の将来をきちんと議論しているとは言い難く、目に見えた予算削減はない。安易な予算策定であると考えざるを得ない。
 個々の企業においては、厳しい企業環境下、先行き不透明な経済情勢を想定すると、安易な予算策定は困難であろう。分度を決めずに設備投資などを行えば、破綻の危険性が増す。一時的な売上増のときを基準に人員や設備を設定すれば、売上が減少したときに対応できない。新年、平成28年度の予算策定にあたって、心構えはどのようにあるべきか?
 「貧者は昨日のために働き、富者は明日のために働く」
 分度を設定し、収入のなかで暮らす。すなわち我慢を身につけ辛抱させるのは、昨日のために働かない、そういう状況をつくるためである。ちなみに尊徳は、なぜ「貧者」となるのか、どうすれば「富者」になるのか、こんなたとえを使って説いている。
 「遠い将来を見通して準備する者は富む。例えば、100年先を考えて松や杉の木の苗を植える。あるいは、春に苗を植えて秋に収穫するが、すべて収穫するのではなく、ちゃんと翌年に植える種や苗をとっておく。こういう人は富者となる。ところが、貧窮する人というのは、そもそも苗など植えないで刈り取ることばかり考える。目の前に生えているものをすべて刈り取ってしまう。なるほどその瞬間は利益があるように思えるが、種も蒔かずにただ刈り取っていたら、翌年には何も生えてこない」分度はすべてを準備する基本である。
 その教えで有名な言葉が、下記の言葉であり、伊那食品工業の塚越会長が大切にしている言葉でもあります。

  『遠くをはかる者は富み
  近くをはかる者は貧す
  それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う
  まして春まきて秋実る物においてをや
  故に富有なり
  近くをはかる者は
  春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
  唯眼前の利に迷うてまかずして取り
  植えずして刈り取る事のみ眼につく
  故に貧窮す』


 月刊 経営一番へ 

  

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