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月刊 経営一番

〜人口と日本経済〜









編集後記
〜下剋上、<来年は平和でありますように!>〜



業績31の原理


 

  

 
〜下剋上、<来年は平和でありますように!>〜

 イギリスのEU離脱や、東京都知事選は、無所属新人で元防衛大臣の小池百合子氏が290万余の得票数を得て圧勝した。そして、アメリカ大統領選も大方の予想に反して、トランプ氏が当選した。今、様々な場面で、これまでの延長線上では考えられない事象が起こっている。政治の世界では、国内外で下剋上の様相と云っていいだろう。
 来年1月、アメリカ新大統領が就任する。どんな施策を打ってくるのであろうか?彼は織田信長だろうか?徳川家康だろうか?どちらだろう。
 初詣に、神社へ行かれる方も多いと思われるが、日本人には神社(人々の祈りの場)は大変馴染みのある場所である。こんな情報を頂いた。「信長の失敗と家康の成功」その違いは神社のあつかい方にあり!神様は人間が創造したスピリット(意思と目的をもった意識)であり、祈る人々を通 してこの世(現実)にコミットする。このことをよく理解していたのが徳川家康であった。戦国時代に生まれ、天下を取った徳川家康は、死後、神社に祭られ「東照大権現」という神様になった。家康は人間も神様になれることを理解していたようで、自分が神さま化できるよう、意識的に行動していたという。
 家康が自分を神さま化しようとした理由は、死後も日本に影響をおよぼしつづけることができるから。神さまになれば、徳川家の天下を維持するために、死後もこの世に働きかけられると、本気で考えていたようだ。馬鹿げた妄想でなく、事実、徳川家の天下は260年以上続いた。かつての日本では、神さまは氏族の祖先であったが、徳川家にとって、「東照大権現」という神さまを「新たに」創造したことは、大きな意味を持っていたようだ。
 家康は、「徳川家のための祈りを集合する神さまが必要と考え、自身を徳川の氏神とした。」家の初代は神さまになる資格があるのは、日本の伝統である。家康が神社のあつかい方にきわめて長けていた一方、あつかい方を間違えて滅亡してしまったのが、家康の先輩格である織田信長であった。
 戦国時代で、一番人気者で、天下統一をなしとげかけた信長であったが、日本人はみなよく知っているように、本能寺の変で明智光秀に打たれてしまった。どうして信長は、権力の絶頂であっけなく死んでしまったのか。その原因はある神社のあつかい方を大きく間違えたことにあるといわれる。そして家康は、信長があつかいを間違えたこの神社を適切にあつかったことで、その後、大きく勢力をのばしたとのことである。
 その神社とは諏訪大社。上社・本宮、上社・前宮、下社・秋宮、下社・春宮と四つの社殿に分かれる日本最古の神社のひとつである。信長はいったい何をしたのか。それは、織田家が武田家を追い詰めていた天正10年(1582)3月3日、信長の嫡男・信忠率いる軍勢は、武田家が熱心に信仰していた諏訪大社上社・本宮を焼き討ちし、上社・本宮の建物をすべて灰にしてしまった。信長といえば延暦寺の焼き討ちが有名であるが、諏訪大社も燃やしていた。
 ここからおかしなことになっていき、3月11日武田家は滅亡、19日に信長は上諏訪入りし、上社・本宮に隣接するお寺「法華寺」に陣取る。このお寺で、信長は本能寺の変の直接原因ともいわれる事件を起こす。同じく武田軍と戦いに来ていた重鎮の明智光秀の言動に信長は怒りを抱き、諸将が居並ぶ前で光秀を殴り蹴り、頭を手すりに押しつけたのである。みなの前で光秀は信長に大恥をかかされたわけである。それから3か月もたたない6月2日未明、信長は京都の本能寺において、光秀の軍勢にあっけなく殺されてしまった。同じく信忠も光秀軍と戦い討ち死。そして光秀も6月13日に羽柴秀吉と戦い、逃げる途中農民にころされてしまう。
 一方、家康はどうだったか。信長の死後、諏訪大社の復興、武田家の家臣を数多く召し抱え、家康は「最強の軍神・諏訪大社の神さまを味方につけた」といわれている。諏訪大社がもつ、「(自身の)魔を封じ込める力」は、家康の天下取りに大いに役立ったという。神さまを味方につける方法は、他の参拝者たちを味方につけることだと。生きている参拝者はもちろんのこと、いまは亡き過去の参拝者たちも含めて、故人の祈りも神社に残り、神さまの大いなる一部になっているからだと。普通はそれで十分だが、大きく成功しようとする人は、それだけでは不十分で、大きく成功するには、それだけ多くのサポートが必要だからだと。
 ちなみに豊臣秀吉も神社の秘密をかなり理解していたようだ。信長が焼いた日吉大社(延暦寺の守護神)を再建し、秀吉は天下を統一している。家康にしろ秀吉にしろ、信長が焼いた神社を再建した人物が天下人になっている。これは偶然ではないようだ。
 さて、トランプ氏は、自国の、あるいは、世界の中の、歴史と伝統や思いが詰まった施設や仕組みを、改善改革の美名の下で、どこまで踏み込んで変更を試みるか?
 安直な内容では信長になり、下剋上や、テロが頻発することを懸念する。


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