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月刊 花みずき

〈非上場株式の評価見直しと自社株対策〉
 
〈法人が役員に対して経済的利益を与えたとき〉

〈相続時精算課税を選択した後に少額の贈与があった場合〉

〈医療費控除 患者の世話をするための家族の交通費〉


月刊 経営一番

〜爆買いされる日本の領土〜






編集後記
〜「四苦八苦」と「時薬(ときぐすり)」〜



業績31の原理


 

  

 
〜「四苦八苦」と「時薬(ときぐすり)」〜

 私たちは、暗い過去や最愛の近親者が亡くなったり、人間関係や仕事上のことなど、つらい思い出、消化できない多くのものを抱えて生きている。しかし、「忘れる力」が人生をもっと素晴らしくするという禅宗の教えに出会った。実は、人は無意識のうちに悪い出来事をわすれようとするようだ。嫌なことを忘れるのは、自己防衛本能の一つのようだ。様々なことを忘れるのは決して悪いことではなく、癒しであるともいえるようだ。
 仏教では「苦」とは、「思い通りにならない」という意味だと理解するといいようだ。実際、精神的な苦しみは、物事が自分の思い通りに進まないことから生まれる。その代表的なものが、「四苦八苦」だ。根本的な苦しみである四苦「生・老・病・死」。それに次ぎの4つの苦しみを足して、四苦八苦と呼んでいる。
・どんなに愛する人とも必ず別れの時がやってくる「愛(あい)別離(べつり)苦(く)」
・嫌な人や憎たらしい人とも会わないといけない「怨憎(おんぞう)会苦(えく)」
・求めても思い通りに得られない「求不得苦」
・体や感情、感覚、思い出などにとらわれる「五(ご)陰(おん)盛(じょう)苦(く)」
 こうしてみると、確かに私たちの人生は思い通りにいかないことであふれている。別の見方をすれば、それくらい人間は常に何かを求めていて、たくさんの苦しみを抱えているといえる。しかし、求めることをやめることもできないので「四苦八苦」を断つことができないと言えるようだ。
 さて、すべてを解決する「時薬」という言葉があるそうだ。つらい気持ち、苦しい思い、悪い思い出は、やがて時が解決してくれる、という意味のようだ。つらく苦しいこととして「愛別離苦」、自分にとって大切な人との別れがある。例えば、家族が亡くなったら、私たちは悲しみに包まれる。だが、時間が経つとともに、悲しみは薄れ、癒され、やがて死を受け入れられるようになる。忘れることは決して悪いことではない。失った悲しみ、苦しみを忘れることで、その人の良い思い出だけを胸に、今を生きることができると。
 究極の「忘れる」状態、禅の世界では常に今だけを見つめ続けること。
 まず、「こだわっている」自分がいると知り。今に集中することで過去も未来も忘れられたら、それこそが人にとって幸せな姿であるといわれる。


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