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編集後記
〜家賃16倍 浅草仲見世ピンチ〜



業績31の原理


 

  

 
〜家賃16倍 浅草仲見世ピンチ〜

 事業をしていると、政治・経済・社会・天変地異もあり、経営環境が変化する。当たり前のことですが…。変化にはめっぽう弱いのが我々凡人です。変化に果敢に挑戦する気力を持ちたいものである。変化はある日突然やってくるようだ。
 東京新聞のニュースによると、東京を代表する観光名所・浅草寺が門前の仲見世商店街に来年1月から家賃を16倍にする案を提示したようだ。寺側は「近隣相場に合わせた」と理解を求めているようだが、商店街側は「値上げに耐えられず廃業する店が出たら、街の風情が失われる」と訴えているようだ。仲見世商店街は雷門をくぐり、境内へ続く250メートルの参道で、約90件が軒を連ねているという。行かれた方々も多いと思うが、お菓子、伝統的な小物や土産を売るところが多い。外国人観光客にも大変人気のある観光スポットである。11月のある日、18時頃、雷門の前を通る機会があったが、英語、中国語、その他の外国語でにぎやかである。人力車も多数あり、外国人観光客を乗せ、活躍していた。日本人にとっても誇るべき日本文化に出会える大事な場所である。江戸時代、元禄ごろから続く仲見世商店街は日本最古の商店街の一つである。ちょっとお気の毒だが、家賃16倍は、9月に寺から商店街へ伝えられたようだ。10平方メートル当たり月額1万5千円を、来年1月から25万円にするという内容だそうだ。東京都が、所有していた商店街の長屋の建物を浅草寺に約2千万円で売却したのが、騒動のきっかけのようだ。仲見世商店街の土地は寺のものだが、建物を所有していたのは東京都で、これまで各店は家賃を東京都へ支払っていたようだ。
 10u当たり(3坪)1.5万円は、坪当たり5千円だ。それが坪当たり8.3万円になる計算だ。諸般の事情があっての値上げ提案であろう。“安い高い”などの批判は軽々にはできないが、重要な文化遺産でもあるし、観光資源でもある。寺と商店街との共存・共栄の認識の下で、是非、適当な賃料で折り合いを付けてほしいものである。おそらく仲見世商店街の店主にとって、極めて重大な経営上の制約条件である。頑張ってほしい。日本の観光産業のために。日本文化継承のために。

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