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月刊 花みずき

〈エコノミックガーデニング〉
 







月刊 経営一番

〜ローカリズム宣言〜






編集後記
〜人生100年〜



業績31の原理

  経営一番 NO.277  2018年03月
〜ローカリズム宣言〜

「成長」から「定常」へ

内田 樹 著

 グローバル資本主義が崩壊しつつある今、日本はどんな社会を目指すべきか?経済成長を追い求める代わりに、今ある資産を守り、次世代に引き継ぐ「定常経済」モデルを紹介する。
●資本主義は、「人口増」「生産技術の進化」「経済成長」を前提として仕組みであり、どれか1つの条件が失われれば終焉する。そして現代世界では、人口増と経済成長という2つの条件がすでに失われつつある。
●日本は、人々の生理的な基礎的欲求がすでに満たされた「成熟社会」である。こうした社会でさらなる経済成長を目指すための方法は限られている。それは、次のようなものだ。
・経済活動の主軸を、衣食住とは関係のない金融商品に移す。
・水道、電気、医療などの公共サービスを商品化することで、成熟社会を再び「未成熟社会」に戻す。
●日本は、豊かな山河をはじめ温泉、神社仏閣、食文化など、世界に誇れる「ストック(資源)」を有している。人口減、高齢化局面を迎える今後、そうしたストックを守る定常的なシステムを設計するのか、従来通り「フロー(経済成長)」を追い求めるのか、日本は重大な決断を迫られることになる。
●脱資本主義的な経済の形として考えられるのが、「定常経済」モデルだ。これは、今、手元にある資源を大切に守り、次の世代に手渡すことだけを目標に据えた経済モデルである。
●定常経済モデルを回すには、「次世代に残さなければならないものを我々は先人たちから託されている」という使命感を集団的に共有することが欠かせない。
●商品やサービスを、地域に合わせてローカライズする。定常経済においては、こうした「小商い」を行う企業が生き延びる確率が高い。

(ニュース出所 TOPPOINT3月号)


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