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月刊 花みずき

〈家族信託の活用法〉
 

〈法人の役員に対する歩合給等を支給したとき〉





月刊 経営一番

〜「世間の学校」で読む力、問う力を付けましょう〜






編集後記
〜伝統の味〜



業績31の原理


 

  

 
〜伝統の味〜

 ゴールデンウイークのある日、長年、一度は行ってみたいと思っていたお店へ行くことができた。それは静岡県御殿場市の森の中にある「とらや工房」である。歴史と伝統の和菓子の老舗「株式会社虎屋」のグループ会社の運営であり、「虎屋」の各店では食せない和菓子が各種あると聞いていた。今回行ってみて実感できたことは、確かに森の中にあった。先ず、茅葺きの山門をくぐって敷地内(森の中)へ入る。なんとも和を醸し出す雰囲気と新鮮な空気を実感した。東山旧岸邸(数寄屋建築)内という絶好の場所である。首相を務めた岸信介氏の自邸として建てられ、平成15年に御殿場市に寄贈されたあと、一般公開されたようだ。平成21年からは、和菓子の虎屋のグループ会社である株式会社虎玄が指定管理者として管理運営を行なっている。「とらや工房」は邸宅内の梅林や池のある趣のある庭園の一角にある。我々が到着したのは午前10時10分であった。10時開店なのに、既に120〜130人を下らない顧客が並んでいた。休日で天気も良く、たくさんの家族連れであった。建物は庭園の趣にマッチしている。和菓子工場と売店、でき立ての和菓子等をいただけるロッジのテラス風の広い飲食スペースがある。交代で散策しながら2時間10分ほど待って、購入及び飲食することができた。たかが和菓子のために、2時間以上も待てたのは、家族も一緒であったこともあるが、このような環境の中に店舗を作った斬新さ、多数の顧客の人気を集めていることの秘訣を感じたかったからである。それにしても、お汁粉は美味しかった。小豆の種類も高級なのだろう。赤飯も抜群。もち米の触感が素晴らしい。焼きたてのどら焼きの皮、餡子との相性の良さ、口に入れた時の味わいは他のどら焼きにはない。2時間待った甲斐があった。待っている間に、ホームページで検索してみた。

 とらや工房へようこそ 
 「和菓子屋の原点」を今の時代に再現してみたい
 そんな想いから、とらや工房ははじまりました…(抜粋)


 とある。
 伝統の味を誇る虎屋さんが、どんな時代にあっても、守るべきものは守り、改善・改革、研究開発を怠らずに、最高の和菓子を顧客へ提供するという理念の追求であると思われる。工場は研究開発を兼ねての設置であろう、かつ、顧客へ提供する和菓子の製造工程が見えるようになっている。誇りある伝統の和菓子作りの工程とその和菓子職人等の所作、そして食の安心安全を誇示しているように見えた。
 敬意をもって学ぶべき経営姿勢である。

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