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月刊 花みずき

〈創設された事業承継税制の特例のポイント〉
 







月刊 経営一番

〜未来の年表2〜






編集後記
〜格差社会〜



業績31の原理


 

  

 
〜格差社会〜

 先般、東京都目黒区で、両親の虐待を受けて亡くなった5歳の女の子がつづったノートが明らかになった。両親に宛てた「ゆるしてください」という鉛筆書きの文字。心ある日本中の方々が胸を詰まらせた。わざわざ亡くなられた場所を訪れ、「何もしてあげられなくてごめんね」と涙し、献花をする姿にうたれた。まだその記憶が新しいうちに、話題の映画、是枝裕和が監督した「万引き家族」を拝見した。第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞となるパルムドールを受賞した映画である。映画の中で、目黒の事件を彷彿させるような場面、登場人物がいた。
 この映画の鑑賞後の印象は様々であると思うが、日本の現代社会をリアルに描いているように思える。子供の虐待問題、日雇いなどの非正規社員と社員の問題、少子高齢化と独居老人の問題、葬儀の在り方、格差社会のひずみ、貧困者の生き方・絆、など。時間が経つのを忘れてしまうほど引き付けられた。正に最高の佳作であった。著書が出版されたが、宣伝によると、“映画を一度見て、著書を読んで、また映画を見る”がよろしいようである。
 それにしても、アドリブを利かせているように思えた。雪のシーンがあったが、たまたま雪が降ったので、うまく利用したのではないか、と勘繰る。素晴らしい柔軟さである。また、子役たちの台本はなかったようだが、かなりアドリブを利かせてリアルな場面を作り上げているようだ。
 これ以上は、是非鑑賞していただきたい。リアリティと感動、そして現代社会や近い将来を考えさせられる力作である。

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