トップページ 会社概要 経営理念 業務内容 所員紹介 アクセスマップ セミナーご案内
月刊 花みずき

〈中小企業の情報セキュリティ対策〉
 

〈長期間利用のない郵便貯金の取り扱い〉

〈フードシェアリング〉



月刊 経営一番

〜イースタニゼーション 台頭するアジア、衰退するアメリカ〜






編集後記
〜令和天皇 新時代の帝王に期待〜



業績31の原理


 

  

 
〜令和天皇 新時代の帝王に期待〜

 天皇陛下即位の皇位継承の儀式での天皇陛下のお言葉「・・・自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国に一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。」は、とても力強い、清々しく、正に令しく(うるわしく)、心洗われるような、新しい時代にふさわしい新鮮さを覚えた。日本人で良かったと思う。新時代の「帝王」に期待したい。
 現代で最も大きな権力を持っているのは、「大衆」かもしれない。「大衆=帝王」かもしれない。現代のネット社会において、持論を言うことや失言は、ややもすると、徹底的にたたかれ、いわゆる「炎上」がある。しかし、叩く側の大衆は顔も見せず、名前も出さず、群れて、一見正論のような持論に自己満足を持つような傾向があるようだ。
 特に、平成天皇陛下は象徴天皇として、戦争責任を負いつつ、平和を希求し、国民に寄り添いながら、さまざまな活動をされてきた。国民の大多数は敬愛の念をもって、その活動を見守ってきたと思われる。大衆という帝王にも大変好感を持たれた天皇陛下であったと思う。
 平成天皇そして新天皇陛下は、実践を通して、新しい天皇像を模索してこられた。その行動理念は「貞観政要」にあるように感ずる。本書は、唐の太宗の政治に関する言行を記録した書で、帝王学の教科書とされてきたものである。主な内容は、太宗とそれを補佐した臣下たちとの政治問答を通して、貞観の治という非常に平和でよく治まった時代をもたらした治世の要諦が語られている。
 『貞観政要』は遅くても平安時代には日本に伝来しており、世界史上例のない、平安、江戸期における平安な治世は、「貞観政要」の帝王学の教えを、天皇家と徳川家によって、見事に遵守された為だといわれている。また、明治天皇も侍講の元田永孚の進講を受け、深い関心を寄せられたとのことである。

【身(み)理(おさ)まりて国乱るる者聞かず】
 貞観初年のこと、太宗が側近の者にこう語った。「天下の安泰を願うなら、まず、おのれの姿勢を正す必要がある。(中略)私はいつもこう考えている。身の破滅を招くのは、ほかでもない、その者自身の欲望が原因なのだ、と。いつも山海の珍味を食し、音楽や女色にふけるなら、欲望の対象は果てしなく広がり、それに要する費用も莫大なものになる。そんなことをしていたのでは、肝心な政治に身が入らなくなり、人民を苦しみにおとしいれるだけだ。(中略)私はいつもそのことに思いを致し、極力、おのれの欲望を抑えるように努めている」
 側近の魏(ぎ)徴(ちょう)が答えた。
 「昔から、聖人とあがめられた君主は、いずれもそのことを自ら実践した人々であります。(中略)政治の要諦をたずねたところ『まず君主がおのれの姿勢を正すことです』(中略)」

 今般の、皇位継承の儀式での天皇陛下のお言葉は、正に君主としての姿勢を述べられたものと理解している。

 月刊 経営一番へ 

  

Copyright (C) 2003 安蒜俊雄事務所 All Right Reserved.