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月刊 経営一番

〜人生は「才能1、努力2、連7」です。〜






編集後記
〜 日本人の美徳 〜



業績31の原理

  経営一番 NO.294  2019年08月
〜人生は「才能1、努力2、連7」です。〜


 漫画原作者 鍋島雅治さんは、約30年にわたって漫画原作者としてやってきました。手掛けた作品は20作以上になり、映画化やドラマ化されたヒット作品にも恵まれました。その過程で気付いたのは、作品の成否を分けるものは、どうも技術や努力だけの問題ではない、ということです。私はそこに「運」が必要だと思うのです。それも割合でいえば「才能1、努力2、連7」ぐらい。運の割合が高いと感じる方もいるかもしれませんが、これが真実だと感じています。漫画業界だけでなく、他の世界にも通用する法則だとも思うのです。
 「運ならどうもしようもないじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。運というのは「人柄」を指します。運を高めるとは、「コミュニケーション・スキルを高めること」です。

◆ネガティブワード「のに」に注意
 「私は、あの人にあんなに親切にして尽くしてあげた“のに”、助けてあげた“のに”、あの人には感謝が足りない」
 誰でも、こういうふうに、「のに」を使ったり、聞いたりしたことがあると思います。世の中における人間関係のこじれやトラブルのほとんどには、この「のに」がついて回るものです。
 確かに、少しは「感謝してほしい」というでしょう。しかし、あなたは見返りを求めてそうしたのではなく、純粋な親切心からそうしたのだと思います。であるなら、こう考えてみませんか。
 あなたがしたことによって人が助かったという事実は、相手の反応は関係なく、まず自分自身が満足を得ることができた。この満足感を抱けただけでも充分ではないかと思います。
◆笑顔とあいさつは「した者勝ち」
 人柄の良さとは、「愛嬌」「かわいげ」があることだと思います。ですので、人柄を良くするための第一歩は日常生活を笑顔で過ごすことです。笑顔が苦手な人もいるでしょう。私もそうですので、今でも鏡に向かって笑顔の練習をしています。「鍋ちゃん、調子どう?」「今日もいい男だね!」なんて自分に話し掛けながらね(笑)。こうすると、自然と元気も出てくるんです。
 また、あいさつも大切。あいさつは「した者勝ち」だと思っています。会話が膨らむ一言を添えられると、さらにグッドですね。物語を作るのが仕事である“作家の修行”の一つとして「1日20人に話し掛けろ」という言葉があります。ネタを仕入れるために多方面に目と耳を持てということです。
◆他人の褌(テーマ)で相撲を取れ
 そこで提案したいのは、自分の人生のテーマを持ってほしいということです。テーマを持って仕事に向き合える人は、実現に向かう茨の道も、苦行ではなく大切なプロセスと捉えることができ、挑戦も長続きさせられるからです。
 作品にテーマ性が薄いと感じる漫画家を見ていると、本人の生きるテーマもボンヤリしていることがけっこうあります。多くの人はテーマを持っていないというよりも、自分の内面に有するテーマに気付いていないだけだったりするからです。
 仕事に張り合いがない、テーマを探しても見つからないという人には「他人の褌(テーマ)で相撲を取れ」とアドバイスをしています。
 どういうことかというと、名作にちりばめられたセリフから、自分の言いたいことに一番近いものを探せばいいんです。気づき、気づかされ、きっと見えてくるものがあると思います。

(ニュース出所 令和元年8月決算診断実践会 会報より)


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